march forward.
りりかの独り言。

2004年09月26日(日)

もうすぐ10月。

この数日は毎日寒いし。

記録的な猛暑と呼ばれていた夏は、もう確実に終わる。



実は。

来年の3月から、彼と一緒に住む事になっている。

子供たちも、納得済み。

と言うか、長女と次女の意見が、大きかった。

来年の4月からは、子供たちは新しい学校と言うことになる。

転校転校で、本当に可哀想だと思う。

しかし、本人(子供)たちは、いたって簡潔で。

「離れていても、友達は友達。離れて終わってしまうようなら、それまでの仲だったって事」

なんて、さらって言うから、子供って凄いなぁと思う。

特に次女は。

「新しい事が始まるって、ドキドキとワクワクする」

なんて言う。

私は、新しい事を始めようと思える気力が無い。

やっぱり、若さの違いなのかな。



最近。

日に日に近づいてくる、いろいろな事に、不安で壊れそうになる。

もう10月。

あと5ヶ月しかない。



天秤に、かけてみた。

彼と一緒に暮らしたいと言う気持ちと。

仕事をなくす不安・友達や親、妹弟と離れる不安・新しい土地で始めると言う不安とを。

どうしたって、不安の方が重い。



「マリッジブルーじゃないの?」

あいつは、笑いながら言ったけど。

私は笑える余裕なんかない。

マリッジブルーで検索して、いろいろ読み漁ってしまった。



あなたには、不安とか、ないの?

「あるよ。俺で大丈夫か、子供たちは俺で本当にいいのか、とか。全部の責任がかかってくるんだから、そりゃそうだよ」

でも、あなたはいつも、大丈夫だよって言うじゃない。強いね。

「強くなんか無いよ。大丈夫だよって、自分に言い聞かせてるんだよ。俺まで不安で、やっぱりだめかも、何て考え出したら、一体どうするんだよ」

そうだね・・・。




来月か再来月。

子供たちを連れて、あいつの実家に行く。

まだ、親御さんたちに、子供たちを会わせた事がない。

これも、私が伸ばし伸ばしにして来た事。

本当は、夏休みに言われてた。

なのに、どんどん進んで行ってしまう、自分の状況が、怖くて、仕方なかった。






不安を、消してください。

「どうやって?」

分からない。言葉なのか、態度なのか、なんなのか。それさえも、分からない。

「くっついて話す時間も、最近あまりなかったからね。くっついて話したら、少しは無くなるかな?」

分からない。

「今度会ったら、膝枕してあげるから、ゆっくり寝なよ。そしたら、不安も軽減するよ、きっと」

分からない。

「・・・またりりかの悪い癖だよ。分からない、分からないって、逃げてばっかりだよ」

・・・やっぱり、分からないんだもん。




戻れなくなるのが怖い、と、私は友達に話した。

戻ってくる場所が無くなるのが怖い、と。

友達は。

「行く前から、戻る事を考えちゃだめだよ」

と、強く言った。

「人生に安牌なんか、無いんだよ」

とも。




ふと。

3年くらい前の頃の事を思い出す。

あの頃は、良かった、とか思ってしまう。

ただ、笑っていれば良かった。

仕事をして、みんなで、あいつも交えて。

笑っているだけで良かった。

難しい事は、考えないで良かった。

ただ、みんなと楽しいと思う気持ちを、共存するだけでよかった。



私は、バカだ。


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