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りりかの独り言。

2004年09月07日(火) 馬鹿馬鹿しい事

あいつはいつだって、喧嘩をし始めると、もうかなり前に解決した事まで持ち出す。

それは、馬鹿げている、と私は思う。

済んでしまった事、もう終わった事を、また持ち出す事。

火に油を注ぐだけだと思う。

今現在している喧嘩で腹を立てているのか、蒸し返された内容に腹を立てているのか、区別がつかなくなり。

私は、馬鹿馬鹿しいと思い、戦闘意欲をなくす。

そう言うのが、またあいつの燗に触るらしい。

「りりかの、そういう、鼻から相手にしません。みたいな部分、カチンと来る」

とか言われたって。

カチンと来られたって。



仕方ないじゃない。

そう言う昔の事を持ち出された瞬間から、私はあなたを相手にしていないんだもの。




私と元旦那は、きっと似ていた。

今思うと、だけど。

もしかしたら、似るような努力を、私がしたのかもしれない。

元旦那は、静と動、なら、間違いなく「静」だ。

そして、私もそうなったのか、最初からそうだったのか、分からないけど、情熱的な人間ではないと、自分では思っている。

あいつとの恋愛も、最初はかなり冷静に受け止めて行けた。

いつだって、見ようと思えば、客観的に見る事が出来た。


でも、恋愛ってやっぱりどっちかが、どっちもかな。相手に合わせて行く事だから。

似てきちゃうのは、当たり前。

私は、あいつのおかげで口喧嘩も強くなったし、大声で泣きながら訴える、なんていう事もするようになった。

でも、それはホント最終手段で。

普段は喧嘩になると、やっぱり黙り込んでしまうし、そもそもの喧嘩の原因やそれをなくす為の事を考えていると、どうでもよくなってしまう。

それが、昔の話を蒸し返されたりしたら。

ホント、喧嘩している時間が「馬鹿馬鹿しい」と思えてしまう。

だから。

「分かったよ、もうそれでいいよ」

なんていう言葉を出してしまう。




だいたい、今日の喧嘩って何だったっけ?

あぁ、そうだ。

私の友達の恋愛の話からだ。

そこで意見が食い違って、悪い言い方ばかりするあいつに。

「そうやって、人の事を悪く言えるだけの事を、あなたはしてるの?」

って言った事から、喧嘩になり。

「りりかは偽善者だ」

とか。

「りりかは周りの人間を甘やかせる事で、自分が上に立ったような気持ちになって、自己満足しているだけだ」

とか。

「それじゃ、甘やかされているほうは、まるきり成長出来なくて可哀想だ」

とか。


とにかく、1言うと10で返って来るあいつは、凄いと思う。

もともと私は、口喧嘩は弱い。

何て言おう、どうやったら分かってもらえるかな。

とか考えていると、どんどん相手に言葉を投げかけられ。

そう言おうと思ってたのに・・・。だから、何て言ったらいいかなぁー・・・。

とか考えていると、疲れてきてしまい。

「私が悪かったのかも。ごめん」

とか、自分の気持ちとかけ離れた言葉を出してしまう。

終わらせたい一心で。



今日の喧嘩も、そこから昔の話に飛び火をして。

あの時もああ言った、あの時だってこう思っていた、とか。

もう聞いているだけで、疲れきって、馬鹿馬鹿しくて呆れて。

「分かったよ。ごめんごめん。この話しはおしまい」

って言ったら、電話を切られた。



ホント、馬鹿馬鹿しい。


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