march forward.
りりかの独り言。

2004年08月01日(日) 子供の前で

考えてみたら。

あいつと出会って4度目の夏。

付き合ってからは3度目の夏なんだ。

なのに、プールにも海にも、行った事なかった。

去年はプールも海も、絶対に無理な状態だったし。

その前は、離婚の話とかでごたごたしていたし。

だから、私は3年前に買った水着。

私はサイズが変わるわけじゃないから、それでもよいけど。

子供たちは毎年毎年買い替えなきゃだめな位に成長してる。

だから「今週プール行こう」ってあいつから言われたときは。

慌てて水着を買いに行った。

子供たちの。

スクール水着で行かせるのも、可哀想だしね。

長女なんか、大人の水着でもOKなんじゃないか?って位だけど。

今は子供が大きくなっているからか、子供サイズで170センチとかあるんだなぁ。

身長167センチの私でも着れる。





ここには冬にイルミネーションを見に来たね。

寒かったよね。

氷で出来ているろうそく立てが、凄く綺麗だったじゃん?



なんて話もなく。

あいつは子供達と終始にぎやかにお話中。

電車で行ったから、何度か私が注意するほど、はしゃいでいる4人。

こう言う状況も、普通として受け入れられるように、なって来た。

まるで、私は4人の親、みたいな状況。

私は1人外をボーっと見たりして過ごす。

それであいつは。

「(私を)忘れてないよ」

って言うサインなのかなんなのか。

たまに子供たちから見えないところで、頭を撫でてきたりする。

それは。

プールについて大喜びで走って行く子供たちの後ろでだったり。

「子供たちがスライダーに並びに行ってるから、ライラとは一緒に乗らなきゃまずいから俺、行ってくるわ」と私に言いに来た時だったり。


そんなのだけで、私は安心するから、やっぱりあいつの手は不思議だ。



手を繋ぐ事は少なくなったし。(常に次女かライラが繋いでいる)

二人きりでのお出かけだって、なくなった。

てことは、当然セックスだってしなくなった。

それでも、あいつは満足で、幸せで、楽しいと言ってくれて。

私だって、やっぱり同じように思う。





あいつが帰るとき。

あいつの車の前まで、子供たちと4人で見送りをする。

あいつは子供たちの頭を順番に撫でて、その時だけは、子供の前で。

最後に必ず私の頭を撫でる。


そして。

「また休みになったら、会いに来るね」

って、言う。



あいつが帰った後。

子供達と部屋に戻って、今日楽しかった事を話し合いながら、お風呂に入って。

凄く幸せなこの状態に。

この状態になるまでに、色々な人にお世話になったことに。

感謝したりする。






プールに行ったこの日は、何だか気温もそこまで高くなく。

プールに設置してある温度計は30度に届かない数字を表示していた。

空は秋空で。

カラッとした、一日でした☆


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