march forward.
りりかの独り言。

2004年07月04日(日) まずまず

今日、妹が急遽退院することになり。

妹のご主人はお仕事のため、退院準備とか手伝って上げられなくて。

私の家に泊まりに来ていた、彼が駆り出されることに。



妹は、出産後しばらく実家に帰るわけで。

退院したら、実家に連れて行くんだけど。

って事は、私の母親とも会うわけで。

急に、そんなことになって、私はドキドキで不安。

でも、あいつはそうでもなく。

「さー、初対面、頑張らなきゃ」

とか、かなり前向き。



妹を迎えに行き、実家に行く。

実家では母も、突然の退院で、部屋の片付けが済んでおらず。

本当だったら、妹のご主人が休みの日に退院する予定で。

だからその時は男手があるから、その時に実家の家具の配置とか替えようと思っていたらしい。

でも、今日は大人の男は・・・あいつしかいないわけで。

赤ちゃんのベビーベッドを組み立てたり。

実家のベッドやらタンスやらを移動するのは、あいつしかいなくて。

母は最初。

「私とりりかでどうにかすれば、いいじゃん」

と、あいつが来る事を渋っていたんだけど。

結局、あいつがする事になった。



退院して、実家に行き。

母に紹介しなきゃ行けないのは、私なのに。

妹が紹介する有様・・・。

これじゃ、誰の彼氏だか。



どうしていいか分からない私は、実家に行っても、うろうろしたり、そわそわしたり。

あいつが家具とか動かしているのをたまに見に行っては。

「危ないから、あっち行ってて」

なんて、追い払われ。

「何か手伝う?」

って聞いても。

「いいよ、ホント邪魔だから、あっち行って」

とか、凄く邪険にされて・・・。



夕方前、全て終わり。

母が。

「お礼に夕飯食べて行って」

と言ったんだけど。

明日は、朝5時から仕事のあいつが、こっちをそんな遅くに出るわけにも行かず。

結局、6時位に、帰ることにした。



あいつが帰ったあとも、あいつの印象はどうだったのか、とか、気になって仕方のない私。

母に直接、あいつの感想を聞くのは怖かったので。

妹に聞いてもらったりして。

「うんとね、悪い子ではないと思うって。でも、まだ初対面でそんなの分からないって。とりあえず、まずまずだね(笑)」

と言うメールが来て、一応一安心。




実は、彼が実家に行くことになり。

母が渋っていたとき。

私は、母に初めて、私の中であいつはどれだけの存在かって言う話しをした。


あいつがいなかったら、今の私はいないだろうし。

とにかく、ずっと、この2年半を支え続けてくれた人だった。

悲しいことも、嬉しいことも、親にも言えないような事も。

全部聞いてくれて、尚且つ受け止めてくれたのが、彼だった事。

だから、私はみんなに反対されたって、彼とはずっと一緒にいたい。

そりゃ、普通に喧嘩をする時だってあるけど。

でも、彼といると、私は本当に幸せで。

私の人生の中で、すごく必要な人なんだって。



話しながら、色々、今までの事とか思い出したりして。

なんだか、泣けて来ちゃって。

泣きながら、話していた気がする。


あまり、感情を表だって出さない私が、泣きながら訴えるんだから。

母も、相当驚いたようで。

そこまでりりかが言うなら、会ってみようと思う、って言ってくれた。





「緊張した?」

「そりゃ、ちょっとは。でも、気さくないいお母さんじゃん」



今日は、あれこれ動いてて、ゆっくり話なんか出来なかったし。

今度は、改めて挨拶に行くって。



まずまずの反応で、よかった。


 < back  INDEX  next>


りりか [MAIL]

My追加
エンピツ