うちの子供たちは、三人とも小さい頃から風邪とかあまりひかない。
長女は、心臓の病気があるけども、それを忘れてしまう位に元気だ。
ライラも「男の子は、入学するまでは毎月のように風邪をひく」なんて周りから脅されていたのも、なんのその。
6歳までは無料の乳児医療券なんか、あまり使うこともなかった。
おかげで、私は仕事を休んだりする事がほとんどなく、また学校や保育園からの呼び出しもなく、本当に助かっていた。
でも、次女は、三人の中では一番弱いと思う。
平均的に見たら、決して弱い子ではないんだけど。
三人とも予防接種は全て終わっているのに。
次女だけ、おたふく風邪と水疱瘡にかかったり・・・。
風邪も、次女が一番ひいているかな。
明日は、次女の遠足。
私は夜7時まで勤務で、その後帰宅して、夕飯作って、なんて考えていて。
お弁当の材料も買ってあった。
次女が大好きなアメリカンチェリーも大量に。
7時半に帰宅すると、長女が。
「ママ、○○(次女)夕方遠足のお菓子を買いに行ってから、頭が痛いって言って、熱計ったら38度あるの」
・・・。
マジで?
慌ててベッドに行くと、赤い顔して寝ている次女。
おでこを触ると計るまでもなく、凄く熱い。
今の時間もやっている病院は・・・と、救急センターに電話して問い合わせ。
ライラと長女の夕飯を作って、病院へ。
診断の結果は、胃腸炎。
お腹に風邪のウィルスが入ったんですね、と。
次女に聞くと、今日は学校でお腹が痛くなり、何度かトイレに行ったらしい。
「明日の遠足行きたい・・・」
次女が医師に聞くと。
「うーん、お熱はまだ明日もあるだろうし、遠足は何で行くの?」
「バス」
「そうかー。○○ちゃんがお腹痛いからって言って、そのたびにバスを停められないよね。今回は我慢かなぁ」
「・・・(泣き出す)」
転校して10日。
新しい学校で初めての遠足で。
行きたかったよねぇ・・・。
帰りの車の中で。
「今度、私が連れて行くよ」
「うん・・・。でも、ママが連れて行ってくれるなら、ナンジャタウンがいい」
「分かった!行こうね」
なんて会話をして、納得した様子・・・多分。
救急外来で見てもらったから、明日の朝また行かなきゃならない。
母にお願いしておいた。
次女を家に置いてから、私だけ12時まで開いているスーパーに行き、次女が食べたがっていた果物と飲み物とゼリーを買いこむ。
明日は心配だから、早退できるようなら、しちゃおう・・・。
そんな事を考えながら、家についた。
彼に、夜の電話で報告。
「そかー。可哀想になぁ。遠足行きたかっただろうねぇ」
「うん、でも、その代わりにナンジャタウンに行くから」
「うん、そうだね、○○が行きたいって言ってる場所に連れて行ってあげたら、少しは違うかもね。でも、お友達と本当は行きたかったんだろうけどね・・・。遠足は今年はもうないの?」
「秋にあるんじゃないかな?」
「そか、その時にたくさん遊べたらいいね」
ホントに。
早く元気になりますように。
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