子供たちと一緒に暮らすと決まってから。
毎日が「何倍速!?」って位に、早く過ぎて行く。
仕事だって当たり前のようにあるし。
仕事はそのまま続ける事にした。
会社にとっては願ってもない話だよ!なんていわれて。
私は、幸せモノだ。
家探しもしていたし。
部屋は、友だちが不動産屋のおかげで、すぐに決まりそう。
深夜勤務の件を、あいつに話した。
あいつは断固反対して。
「子供だけで夜中置いて行ったりするなんてだめだよ!」
「だって、実家に預けたりするつもりだよ」
「でも預けられない日だって出てくるかもしれないじゃん!」
「仕方ないよー。深夜の方が給料がいいんだもん」
なんていう話をしたのは、昨日。
今日の電話で。
「俺さ、りりかと子供たちの生活費出すよ」
なんて言い出した。
「そんなのだめだよ」
「何でだよ?」
「結婚しているとかじゃないし、だいたい結婚するかどうかだって、今の段階では全く分からなくなったわけだし」
「結婚がどうとかじゃないの。子供たちが今までの生活レベルから、下がるのを阻止したいの」
「気持ちはね、本当に嬉しいけどね、でもいけないよ」
おかしいよ、とか、いけないってば、とか繰り返した私。
そしたら。
なら、毎月りりかにお金を預けるってことにする。
そのお金は、りりかが持ってて。
貯めておいてくれてもいいし。
使ってくれても、もちろんいいし。
だけど、あげるわけじゃなくて、預けておく。
これなら、いいでしょ?
ちょっと考えさせて、と言った。
「考えるまでもないけどね。俺は決めたから」
なんて、あいつは言っていたけど。
確かに。
お金の面での不安は、結構ある。
私の収入なんてたかが知れているし。
友達が今度引っ越す先の市役所に勤めていて。
色々手当てのこととか調べてくれたけど。
それでも、そんなに大きな額ではない。
しかも、私の収入を考えると、月にしたらもらえるのは、3万弱じゃないかと言われた。
まぁ・・・、3万でもかなり助かるんだけど。
昨日お姉ちゃんたちと話したとき。
真ん中のお姉ちゃんが。
「ママはそんなにお金ないんだし、私たち節約頑張るよ!一ヶ月一万円生活をビデオに撮ったりしているの」
なんて、嬉しい事を言ってくれていた。
嬉しいけど、かなり無理させているのは確かだ。
元旦那は、とりあえずの資金をくれると言っていた。
それは、引越しの費用と敷金・礼金なんかでほとんどなくなると思う。
あとは、私の貯金を少しずつ崩してやっていくか。
お金の事を考え出すと、キリがないほど不安も出て来るけど。
本来なら不安でどうしようもない位の心境だろうとみんなにも言われるけど。
今の私は、なぜか。
「どうにかなるでしょ」
が、口癖だったりする。
子供たちと一緒に暮らせると言う喜びの方が、大きいから。
不安の方が、全然小さいから。
「どうにかなるでしょ」
なんていえるんだと思う。
そのうち。
「どうしよう、どうにかしなきゃ」
って言うようにもなるんだろうけど。
今まで。
不安だとか、大変だとか。
そう言うマイナスなことばっかり口に出して来ていたけど。
最近は、何においても、結構前向きな事を言うようになったみたい。
子供たちも一緒に頑張ってくれるって言う。
ホント、頑張らなきゃって思う。
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