march forward.
りりかの独り言。

2004年02月02日(月) 離婚

久しぶりにNちゃんから電話が来た。

去年の11月かな?に会ったきり。

メールは何度か往復させてたけど。

電話は今年始めてかも。



彼女は、私が目標にしている夫婦であって。

Nちゃんちと家族ぐるみで付き合っていた私は。

離婚前から、二人が仲よさそうにしているのを、いつも羨ましく見ていた。

お互いにお互いの事を。

「大好きな人」

何て言えて。



私が離婚してから。

Nちゃんに。

「結婚している時、りりかちゃんはいつも我慢しているなぁって思ってた」

なんて言われてびっくりした事があった。

だから、大丈夫かな?って心配だったと。

でも、今はすごく元気になって、大事にしてもらっているって感じで、安心したなぁとか。




もしも、再婚する事があったら。

私はNちゃんみたいな夫婦になりたい。

そう思っていたし。

あいつにもよく話していた。

「Nちゃんちみたいな夫婦になりたい。私の目標なの」

あいつは笑顔で聞いてくれてた。



今日の電話は。

「うちね、離婚することになったんだ」

と言う内容だったから。

びっくりしてしまい。

最初は、冗談かと思って信じる事が出来なかった。

もう、2年も実は揉めてました。なんて、普通に言う彼女。

2年って、私があいつとつきあいだした頃だ。



理由は、旦那さんの浮気・・・が本気になり。

相手の彼女はまだ20歳そこそこなんだけど。

別れる、別れる、と言って、結局続いている二人に嫌気がさしたと。

Nちゃんには子供が2人いて。

子供たちと実家に帰ることになった。





実は、私が離婚する前。

まだ、あいつとつき合って半年たってないとかそれくらいの時に。

初めてNちゃんにあいつとの事を話した。

そしたら。

「どっちつかずで、今のりりかちゃんはずるいよ!彼が好きなら離婚するとか、はっきりしなよ!」


Nちゃんが私に対して、怒った事はこれが初めてだった。

今まで、喧嘩はした事はあったけど。

その喧嘩も、おっとりしているNちゃんに、気の強い私がいつも一方的に怒るって言う感じだったし。

だから、怒られたとき、驚いたのと同時に、凄く凹んだ。

正当な事言われているし、間違っているのは私だったから。

でも、いつもおっとりのNちゃんだったから。

「りりかちゃんの幸せになるように進めばいいよ」

なんて言ってくれていたから。

反対された事、そして、それが当たっている事に凹んだ時期があった。



昨日の電話で。

「前に、私が怒った事あったじゃない?あれもさ、旦那の浮気を知ってかなりショックな時だったから・・・。りりかちゃんと旦那を重ねちゃっていたのかもしれない。ごめんね」

「謝らないでよ・・・。私も、全然知らなくて、浮かれて話したり、離婚してからも色々と相談に乗ってもらったり・・・ごめんなさい」

「そんな事ないよー・・・これからだって、聞きたいし、私も聞いて欲しい事とか出て来るよー」

「でも、私ホント何も気付かなかった」

「りりかちゃんに話したかったけど、私は言わばりりかちゃんとは逆の立場だから・・・。りりかちゃんが彼との事を何も話せなくなっちゃうとかになるのが嫌だったし。気を使われるのが嫌だったの」

「・・・」



その後は二人して号泣しながら、二時間くらい話してた。



Nちゃんちが、私の目標だった。

再婚するなら、次、結婚生活を作って行くなら。

私はNちゃんみたいに旦那さんを思い、旦那さんから思われたい。

そんな風に、ずっと思っていた。

いつも幸せそうだと、思ってた。

だから、11月に会った時も。

「Nちゃんちは、いつも仲良しでいいなぁ」

なんて、言ってしまっていた。

Nちゃんは、いつも通りにこにこしてたっけ。



Nちゃんは、今でも旦那さんの事が大好きだって言う。

旦那さんに恋愛してるって言う。

だから、許せなかった、って。

だから、自分から離婚を言い出したって。


「りりかちゃんのパパ(元旦那)の気持ち、私分かるんだ。きっと、りりかちゃんの事大好きだったんだろうって思う。だから、弱って行くりりかちゃんを見て、耐えられなくて離婚しようって言ったんだと思う。私も、そんな感じ」




来週、会う約束をした。

私が試験前だって知っているNちゃんは、もっと後でいいよ、って言ってくれたけど。

会ってゆっくり話がしたい。

ちゃんと、顔見て話がしたい。

本当に聞くだけなんだけど。


私なんかに出来る事ってこの位だから。


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