march forward.
りりかの独り言。

2003年12月16日(火) バカ

今朝。

「昨日より随分よくなってる。行って来ます」

ってメールが来てた。

ホッとしたまま、出かけた。


凄く嬉しい事があって。

あいつに早く報告したいって思って。

今日は忘年会だったけど、早く帰宅して来て。

あいつに電話して。

報告したかった事を、話した。

あいつは。

「よかったねぇ」

って。

「うん!」

って、私も喜びのあまり興奮してて。



帰って来たばかりで、コートも脱いでなかったし。

後で電話かけ直すね、って言って、さっき電話した。




会話の最中に。

「お腹痛い・・・」

って何度か言って来る。

「・・・よくなったってメール見たから・・・」

「昨日よりは、って所かな。まだホント具合悪い・・・」

「そうか・・・」



マシ、になったっていうことか。

ちゃんと気付いてなかったな。

本調子では、ないだろうなぁって思ったけど。



自分の事ばっかりだったな・・・。



「朝帰りして、具合が悪いってなんだ、お前は」

と、お父様に言われたらしい。

実は、そう言われているに違いないって思ってた。

怖くて聞けなかったけど・・・。

やっぱり、言われてたんだ。

そりゃ、そうだよね。

「休みもくれなくてさ、無理してでも会いに行かなきゃ会えない状況を作っているのは、オヤジだろ!?」

と、あいつは言い返したらしい。



私が、もっとしっかりしなきゃ、だよね。

年上なんだし。

無理して来させている状況を作っているのは、明らかに私だし。

そう思ったら、泣けて来て。

何やってるんだよ、って、自分に腹が立って。

どうしようもない人間だなぁって。

何もかも、中途半端すぎて。



泣いているの、電話だしばれないと思っていたけど。

「俺が具合悪くて、りりかのテンションも下がっているのかと思ったけど、違うな。泣いてるべ?」

って言われてしまった。

「ううん」

「嘘つけ」

「ホントだもん。寒いからだよ」

「違うって。泣いてるじゃん。何で泣くんだよー。後数日したら回復するからさ。ね、大丈夫だって。今だけだよ」

「泣いてない!寒いだけだから!」

鼻声で反論する私。

「泣いてるにしても、テンションが下がっているにしても。俺が早く治さなきゃって事だよね。今日も早く寝るからさ。りりかも暖かくして、早く寝なさい」





この間、会ったとき。


一緒に暮らす=結婚と言う考えが、あなたの中にあって、それを替えるつもりがないのであれば、私はまだまだ無理だって言った。

最初は、この土地を離れるのが嫌だった。

だから、一緒に暮らす、って事自体、却下だった。

今でさえ、子供たちと車で一時間(空いている時)の距離。

あいつの方に行ったら、3時間以上は軽くかかる。



でも、最近は3時間以上の距離でも。

何とかなるかもしれない、何て安易に考えていたりして。

でも。

結婚となったら、話は別になる気が凄くする。

前の亭主の実家に、いくら子供がいるからってそうそう行く事は難しくなるだろうし。

「ママはちょっと遠いけどお引越しをしたんだ」

なんて理由で済まなくなる。

名字だって、変わるわけだから。

隠せる事でもないし。

今は、結構気軽に会わせてくれている元旦那も。

「再婚したんだったら、もうやめてくれ」

って言い出すかもしれない。

もしかしたら、一緒に暮らした時点で。

「やめてくれ」

って言われるかもしれないけど・・・安易に考えすぎかな、私は。




無理させて、会いに来てもらって、風邪をこじらせて。

一緒にいてあげたら・・・って思った昨日と今日。






永遠にループだ。


何が大事、どれが大事って。

大事な物なんか、ひとつでいいのに。

そのひとつを決めたなら、ちゃんと全うすればいいのに。

中途半端に出来ずに、もがいて。

両方共のいいとこ取りだね、なんて言われても仕方ないんだけど。

本当にそうだから。



子供たちも、元旦那も、私の親や兄弟や、あいつの親御さんやお姉さん。

そして、あいつも。

みんなが、振り回される。



私が、中途半端すぎちゃって。

バカすぎちゃって。


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