march forward.
りりかの独り言。

2003年12月15日(月) 急性胃腸炎

昨日、あいつと会った。

あいつが仕事が終わった後、少しだけ。

何だか、あわただしく。

本当に、一緒に眠っただけ。

会ってすぐ、寝ちゃったし。



今朝。

「気持ち悪い・・・」

って、あいつが寝起きで言った。

「吐く?」

「んー・・・」

返事するかしないかで、トイレに駆け込んで、吐いた。

背中をさすっていたけど。

その背中が凄く熱い。

熱が、かなりあるみたい・・・。



最近、ずっと気分がよくないって言ってた。

無理して、私に会いに来て、悪化させちゃったのか。



「休めないの?」

「無理・・・」

「だって・・・」

「大丈夫だよ」

吐いた後、私の頭をぽんぽんって叩いて。

私を送って仕事へ行った。



私も仕事中。

気になって気になって。

何度か暇を見つけては「大丈夫?」ってメールをした。

お昼にメールが来ていて。

「病院に行きたい・・・」

と、一言。

・・・。

そんなに具合が悪かったんだ・・・。




夜。

帰宅してすぐ電話が来た。

「もう、だめ・・・お腹も壊しちゃったし・・・。寝るから、あまり電話出来なくてごめんね」

「電話なんかいいのに・・・早くよくなってね」

「りりかは平気?」

「平気よ」

「そか。移しちゃっていたら嫌だなぁって思ったんだ・・・良かった」

「うん、私は大丈夫だから、早く寝て。おやすみ」



声の元気もなくて。

薬も売薬しか飲んでいないみたいで。

凄く、心配になった。

けど。

私はどうする事も出来なくて。

あいつは、実家に住んでいるから、家族がいるから、少しだけ安心だけど。

でも、何も出来ない私っていうのが、何だか歯がゆかった。



さっき、メールした。

「食べられなくても、水分は取らなきゃだめだよ。脱水症状を起こしちゃうから。いつでも飲めるように枕元に飲み物置いた方がいいよ。あと、汗かいたら着替える事」

こんな事、お母さんがしてくれてるよね。

お母さんは、プロなんだもん。



何も出来なくて、私は心配することくらいで。

こう言う時。

切実に傍にいてあげたいって凄く思う。

一緒にいたいって思ってしまう。



「まだ(一緒に暮らすのは)無理だよ」

なんて、昨日言ったばかりのくせに。

ホント。

自分勝手だけど。


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