march forward.
りりかの独り言。

2003年09月23日(火) 終わりの時間

大きな公園に行った。

お昼ごはんをマックで買って。(ライラがハッピーセットが欲しいと言い張るので・・・)

大きな公園。

日が射しているのに、すっかり肌寒い。

この間まで、キャミ一枚で過ごせたのが、嘘のよう。



公園は、祭日のせいで親子連れが多かった。

長女が「ボートに乗りたい」と言うから、4人で乗る。

次女も長女も、漕ぎたいと言い、変わりばんこに漕がせ。

ライラもーって、お姉ちゃんたちに頼む。

「ライラは無理」

なんて、あしらわれても。

「もう6歳だもん。出来るもん」

なんて強がって。

やらせてみたら、案の定、オールが重たくて動かない。

それを見て、お姉ちゃんたちと笑う。



だんだん陽が陰って来て。

本格的に寒くなり始めた。

寒くなると、悲しくなるのは何でだろう。

家に帰る時間だ、って。

楽しかったのに、もう終わりだって。

子供の頃、そう思っていたからかな。

だからかな。

夕方なる、鐘の音も。

悲しく、なるね。



元だんなが迎えに来て。

夕方、手を振って別れた。

別れる間際。

あたしが、後部座席に座っているお姉ちゃんたちと車の窓越しに話していたら。

ライラが助手席で。

「パパ、ケーキ大きいの買ってある?」

って言っている声がした。







一人の部屋に戻ったら。

あんなに狭かった部屋が。

凄く広く感じて。

一人で寝転がるベッドが。

もの凄く、冷たく、感じた。


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