march forward.
りりかの独り言。

2003年08月14日(木) 走らせる

あたしが言った。

「当分(あいつの所には)行きたくない」


そんな一言から大きな喧嘩になり。

翌日なんとか仲直りしたけど。

仲直りしている最中に言われた。

「りりかと喧嘩して、しかも理由も理由だし、凄くイライラして、仕事が手につかなくて今日は怒られっぱなしだった」


それ聞いたあたしは。

またいつもの悪い癖で。

ぐちゃぐちゃ考え出し。



喧嘩は当たり前にするけど。

あいつを。

ここまで落ち込ませて、考え込ませて、イライラさせる。

今回のようなけんかの原因は。

やっぱり、今後も出てくるだろう、と思った。


あたしは、やっぱり一緒にいたらいけないんだと思い込んだ。



夜、思いたって車を飛ばす。

あたしが決めたのは「別れる事」

別れたくない。

当たり前だけど、ずっと一緒にいたい。

けど。

あいつの望むように。

あいつと一緒に。

あいつの地元で暮らす。

それは、まだまだ出来ない。

出来ないし、怖い。

あたしがそう思うたび。

そう答えるたびに。

あいつは悲しくなり、寂しくなり、落ち込んで。





別れよう。



それ言うのに、電話やメールなんかじゃ絶対にいや。

顔見て、言いたい。

だから、少しでいい。

最後にちょっとだけ、時間をちょうだい。

翌日が仕事だって分かってる。

だから、あたしなりに考えた事だけ言ったら帰るから。



あたし、泣くんだろうな。

あいつに会ったら、泣きながら言うんだろうな。

あいつはどうだろ?

案外安心するのかな。


大きな荷物をおろせたように感じて。



そんな事を車の中で、運転しながら考える。

運転中なのに、どんどん涙が出て来る。

勝手に考えて、勝手に泣いて。


ばかだな、あたし。




あと40分位であいつの家につくって言う頃。

あいつから「ただいま」ってメールが入ってきた。

サービスエリアに停まって、あいつに電話。



「今どこだと思う?」

「え?どこ?外?」

「うん、○○SA」

「えぇ!?何で何で??」

「Hに会いに行く途中」

「またまた随分いきなりだなぁ。どうしたの?なんかあった?」

「会ってから話す」




サービスエリアから出て、あいつの家へ。

勝手に考え込んで、こんな結果しか思い浮かばなくて。

あいつにそんな考えをいいに行くあたし。

やっぱり、完璧バカだ。


でも、言わなきゃ、って思う。





だって。




あたしといると。

悲しい位に。

あなたはいつも。



不安定だから。


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