march forward.
りりかの独り言。

2003年07月16日(水) またもしも話

日曜日、仕事に行ったときMさんに。

「それって妊娠じゃないの?」

みたいな事を言われた。



体がおかしい。


そうは思っていたけど。


妊娠しているのかも。


なんて事は思わなかった。

自分でも不思議な位に、妊娠なんて一ミリも思いつかなかった。



さっき、この日記書いているとき、体の不調な点を挙げてたら。

「妊娠初期の時と同じじゃん」

って、今なら分かるのに。




だから。

Mさんに言われたとき、何だか凄くショックだったというか。

その場では笑って。

「まさかーぁ」

なんて言ったけど。

心の中じゃ。

「妊娠か・・・。有り得るかもしれない・・・でも、本当に?どうする??」

とものすごく焦ってた。




仕事が終わってから、彼と話す。

しきりに、今朝からの体調のおかしさを心配するあいつ。

「風邪なのかなぁ?どうしちゃったんだろ・・・?」

なんて、何度も何度もおでこに手をあてる。



「ねぇ、妊娠とかもありえるよね」

「は?」

「こう言うの、そう言えば妊娠初期の症状だわ。ねぇ。どうする?」



どうする?


なんて聞いたけど。

あいつは絶対に。

「早く籍入れなきゃ!!!」とかになるに決まってる。




分かってたけどね。

「当たり前じゃん、仕事今以上に頑張るでしょ」

「で?」

「で?って・・・。結婚しなきゃでしょ・・・?」




どうしようって事しか考えられなかった。

嬉しい、なんて気持ちになれなかった。



避妊はほとんど、してた。

けど、たまにしなかった事とかもあった。

排卵してないって言われて、排卵してないって言う事は妊娠しないんだから、と思って。



「ね、妊娠したの?りりかのお腹に赤ちゃんいるの??」

「もしもだってば」

「俺、分かんないよ。りりかなら分かるでしょ?妊娠したみたいな感じなの?」




漠然と。

「妊娠しているのかな」

とは思った。


でも。

認めたくないあたしがいた。


こんな風に「出来ちゃった結婚」は、嫌だと思った。




なにより・・・・・・。













「来週日曜までに生理が来なかったら。Hの前で妊娠検査するよ」

「分かった!」

「だから、まだ誰にも言わないでね」

「うん!」

「今の段階では、もしもの話なんだから」

「分かったってば」




まだ、もしもの話。

妊娠は、もしもの話。


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