march forward.
りりかの独り言。

2003年05月25日(日) あたしが望む事

いつ、電話が鳴るか、その電話の内容は。


暇な時間が出来ると。

ずっと考えてしまうから。

今日は仕事をずいぶん頑張った。

残業して、朝から夜中まで働いた。





昨日の今日で、答えが出るはずもなく。

電話は鳴る事はなかった。




きっと、子供たちも考えて、考えて。

すごく、悩んでいる。

あたしみたいに、待つだけじゃなくて。

考えたくなくて、仕事に逃げたり出来るわけでもなくて。

自分で考えて、答えを出さなきゃいけないから。


辛いだろう、って思った。



あたしは、逃げ道もあるから。

楽してるんだね。





「連絡来た?」

あいつから聞かれた。

「まだ。昨日の今日だしね」

「そか。うん、昨日の今日だしね」

「うん、そう」

「俺さ、子供たちと一緒にここに行きたいんだよねー」


あいつの地元の温泉らしい。

そんな話をして来た。

まだまだ、分からないのに。

どうなるか、なんて。

でも、必死に未来の話をしようとしてくれる。

あたしが、そうなったらいいと思うほうの未来の話を。


いつもより何だかそわそわしているあいつの声を聞いて。



あいつも、待つ側なんだな、と思った。



あなたの、本音は。

どっちなの?

子供たちがいないほうがいいの?

2人きりの新婚生活を望んでいる?

それとも。

本当に子供たちと一緒に暮らしたいと思ってくれてる?



たぶん。

一生分からない、答えは聞けないんだろう。

分からないままでも、いいと。

思ってる。





でもね。

あたしが、幸せだと思う方を。

あたしが、こうしたいと望む方を。

一緒に思ってくれる、望んでくれる、あなたに。

今は、感謝してもしきれない。


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