march forward.
りりかの独り言。

2003年04月16日(水)

今日は、日記を書くのをやめるつもりでした。

二日分更新しましたし。

今日の分は明日書こうと思っていました。



でも、今の気持ちを残しておかなきゃ、と思ってまた書いています。





14日、私は子供たちに渡す予定だった手紙を、渡しそびれてしまいました。

それで、昨日ポストに入れました。

今日、届いたみたいで、上の子からついさっき、七時半くらいに電話がありました。


最初は14日の話をいろいろしていて。

ライラが替わりたいと言うので、替わって話していました。


ライラも14日の話をしていました。

「楽しかったね。また行きたいね」

そんな会話を普通にしていました。


ライラが。

「おもちゃもパパに買ってもらえばよかったな」と言いました。

ライラはお土産にお菓子の詰め合わせみたいなものを、パパに買ってもらっていました。

お菓子は全部食べちゃったらしくて、私は笑いながら「お腹痛くならないようにね」なんて言っていました。

そして。

「おもちゃ、ママ買ってあげるって言ったじゃん」

と、私は言いました。

「ライラいらないって言ったんだよ?」

私は「やせ我慢しちゃってー」なんて気持ちで言いました。





ライラが。




「ママにおもちゃ買ってもらったりしたら、またパパが怒ってママをぶったりするから」

と、言ってきました。





去年のあのときの話を、ライラは覚えていたんですね。

当たり前ですね。

私も実は気にはなっていました。

でも、ライラも何も言わなかったし、忘れちゃったのかな、余り記憶にないのかも、何て都合よく解釈していました。



でも、違いました。




ライラの、小さい心の中で。

私があの時殴られたのは。

自分がおもちゃを買わせたせいだと思っていたんですね。

買ったのは、彼ですが、私にも買わせたらだめだと、思ったんですね。



私は、泣いてしまいました。

電話だったので、ライラも分かっていないようでしたが。

「ママ、用事があるから、切るね。また電話して」

と言って切りました。




私は、取り返しのつかない事をしてしまったと。

あんな小さい5歳の子が、私のためにと我慢をして。

自分のせいで殴られたんだと、小さな心を痛めて。

今まで過ごしてきたんだと。

そうさせてしまったのは、紛れもなく私なんだと。

母親の。


私なんだと。






実は、来年ある資格に受かったら。

私にも安定した収入が出来ますし、子供たちを引き取るつもりでした。

まだ、元だんな様には何も言っていませんし、多分いろいろごたごたするのは必至です。

彼には、もちろん話してあります。

彼もそうしたほうがいいと言ってくれています。

そのことも少なからずあって、結婚はまだまだ出来そうもないと思っていたんです。

彼のいる所へ行くには、今通っている資格の学校も辞めなきゃならない。

もし来年受からなかったら、もう一年通って再来年、と受かるまでやるつもりでいます。

彼は、資格は無理に取らないでいいから、子供たちとおいで、って言ってくれています。

でも、そこまで甘えられないし、いきなり5人家族になって、今の彼に養っていけるのかも分からないし、第一私が心苦しいのです。




一日でも早く、子供たちと一緒に暮らしたい気持ちと言うのは、私はこれでも母親だから、あります。

でも、ライラの心の中の傷は。

もしかしたら、私といるとずっとずっと痛いままなのかな。

私といなきゃ、痛みがないのに。

私といると、痛み出すのかな。



そんな風に思ってしまいます。


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りりか [MAIL]

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