march forward.
りりかの独り言。

2003年04月05日(土) 凄く元気

夕方から仕事。

で。

例の新人。



やっぱり、いらいらする。

昨日の楽しかった事とか、なくなってしまうんじゃないの?ってくらいにいらいら。




休憩中、あいつから電話が来て。

あたしの声のトーンが低いと言われて。

「そぉ?」

って、返事してたんだけど。

やっぱり、おかしいって。




「例の新人君だよ。原因は」

「ああー、初期の俺に似てるとか言う?」

「いや、Hよりたち悪いよ」

「んじゃ、相当だなぁ(笑)」




あいつは笑ってたけど、あたしは笑う余裕なんかなかった。

そんなあたしを、本気で心配しだして。


「マジで大丈夫?」

「何が?」

「何か、凄い変だよ。平気?」

「平気じゃないって言ったら、来てくれるの?」

「うん、当たり前。行こうか?」

「ばーか。平気だよ。だいたい、今12時だよ?寝なって」



って、言ったのに。

午前2時前。



「今日、2時まででしょ?」

ってメールが来てて。

「そうだよ」

って返したら。

「上がれそう?ちゃんと2時に」

「うん、上がれそうだけど、何で?」

「りりかの家の前で待ってるところだから」


慌てて電話した。


「マジで来たの?」

「何、その言い方・・・。嫌みたいじゃん」

「嫌じゃないけど、びっくりしちゃったんだよー」

「りりか、ドライブ行こうよ、待ってるから」

「ドライブ・・・って、明日仕事は?」

「夕方にちょっと行くだけー」

「そうなんだ・・・あと20分くらいかな、上がって家につくまで」

「うん、待ってる」





上がって、着替えて、家に向かう。

あいつは、車の中で本読んでて。

あたしに気付いて。

「お帰り」

って窓から顔を出して、言った。





凄い人だな。

と、率直に思った。

前々から、マメな人だったけど。

こんな風に、この時間に、この距離なのに、来てくれるなんて。

あたしが、もしも逆だったら・・・行かないだろうな、と思ってしまう。

若さの違いなのかな。




ドライブしながら、何度も言われる。

「元気出た?」




出たよ。

すごく、元気になったよ。

もう、なんだって来い!!って位に、元気になったよ。




けど、素直にやっぱりなれないから。

「うん、まぁまぁ」

とか言ってみる。

最近は、こう言う答え方でも、あいつは気付いて。

「嘘つけ。すごい元気になったくせに!(笑)」

って、返してくるようになった。



ちょっとだけ、素直になろう。って決めたよね。

だから。

「うん、実は凄い元気かも」

とか、言ってみる。


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