march forward.
りりかの独り言。

2003年01月29日(水) 大切な友達

妹が。

「最後にHちゃんと遊びたい」

って言ってきた。

あたしも、そうしたいって思った。

あいつも、喜んで、カラオケに行く事になった。






何だかね。

いつもどおりのいつもと同じあたしたちで。

仲良く、笑ったりするのも一緒で。

誰もしんみりしないの。



けど、帰り際、妹が「明日引越しだっけ?」っていった。

「うん、明日親父が来るからね」

「明日じゃなくて、違う日がいいって言いなよ。お父さんが来なければ、まだいられるんでしょ?」

「いやー、無理だよ、親父も忙しいから」

「なら、ばっくれて、三人でお台場に遊びに行こうよ!新しく出来たお台場の何かに、行こうって前々から約束してたじゃん・・・」

「なに、ひなちゃん明日休みなの?」

「Hちゃんのためなら、休むよ!」

「よく言うよー(笑)」




そこで、妹とあいつの話は途切れたけど。

妹が、予想以上に凹んでた。

大好きな友達が、いなくなってしまうのは、やっぱり悲しいんだよね。

悲しくなるくらいに。

あいつを大切な友達だと思ってくれて。

ありがとね・・・。




妹は、あいつにカラオケで、手紙を渡した。

あいつをおろした後、妹が言った。

「何か、同じ事の繰り返しばかり書いちゃったんだぁ。で、便箋四枚も書いちゃったよ(笑)」

「何書いたの?」

「んー・・。いろいろとね」






妹に送ってもらって、家に着いてからあいつからメール。

「ひなちゃんからの手紙に、りりかを幸せに出来るのはあんたしかいないんだからね!って書いてあったよ。俺もそう思う!」






あたしだって。

あなたとじゃなきゃ、幸せになれないって思う。

離れること、不安。







もうあさってがこっちで会うのは最後で。

いや、またこっちまで会いに来てくれるけど、遠距離になる前のこっちで会うのは、最後で。



なのにね。

あたし。

未だに現実的に受け止められない。



なんでだろうねぇ。


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