march forward.
りりかの独り言。

2002年12月22日(日) イブの予定

今日は仕事が長時間で。

朝7時から夜23時まで。

夕方あいつから。

「今日はいっぱいマッサージしますので、たくさん疲れてから来てください」

なんてメールが来る。

よし、頑張るか!なんて、あたしも思ったりして。





後仕事が2時間で終わる。

そんな時。

店の電話がなる。

電話の主は、あいつ。



「今平気ですか?」

「平気じゃないけど・・・どうした?」

あいつが店に電話してくるなんて、急用かな?って思った。

「ごめん、今日会えない」

「?どうした?」

「親父が、倒れたらしくて」

「へ?」

「仕事から帰ってきたら・・・詳しくは分からないんだけど。とにかく、実家に今から行くから」

「う、うん。分かったよ、気を付けて!」

「本当に、ごめん。またメールします!」

「詳しく分かったら教えてね」




そして、あたしが帰宅して。

あいつから電話がなる。



「どうしたって?お父さんは大丈夫?」

「うん、びっくりだよ、風邪をこじらせてそれでも仕事してて、とかそう言う感じだったみたい」

「肺炎??」

「いやいや。そこまで重くないよー。もう家に帰って来てるし」

「そっかー・・・安心したー」

「うん、安心した。うん。でも、休みをほとんど取って無かったらしくて。相当疲れてたんだろうなぁって」

「そう・・・」

「ん。だから、ちょっと仕事手伝って行こうと思って」

「そう、いつまで?」

「24日まで。25日には帰るから」

「え・・・25?」

「ごめん・・・」

「ううん・・・。頑張ってね・・・」

「25日から手伝ってくれる人を呼んだみたいなんだ。それまではいないらしいから」

「うん、うん。じゃ、25日に」





24日は一緒に過ごそうねって話してた。

けど、仕方ない、って思った。

あいつは、凄く家族を大事にする人だから。



頑張って。



素直にそう思えた。




もしも。

こんなときでもイブだの何だの、優先する人だったら。

逆に嫌だった。

だから、あいつがそう言うやつでよかった。






でも。

本音を言えば、寂しい気持ちになったのも確か。

イブは一人きりか、って。



思うだけなら、いいよね・・・


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