march forward.
りりかの独り言。

2002年12月21日(土) 出来ちゃった婚

実家でのクリスマス会。

弟にプレゼントを買って。





親戚も集まる。

あたしが離婚してから、初めて会う人もいるわけで。

やっぱり、離婚の事、子供を手放した事。

いろいろ言われた。

覚悟はしていたけど。




妹が。

「りりかちゃんも悩んで一生懸命決めた事なんだし、もうそうやって責めるのやめようよ」

って、言ってくれて。





その後は、傷物を触るみたいに接しられて。






親戚はみんな帰宅して。

残ったのはあたしと妹だけになった。

母が。

「あんたの、付き合ってる何とか君。学校卒業できるの?」

って聞いて来た。

「うん、出来るよ」

「あそう。ならよかったね」





そんな事言われたんだよ。

って、帰り電話であいつに話した。

「あ、そうそう。姉貴が出来ちゃった婚なんだ!」

「えー、そうなの?おめでとう!」

「まだ付き合って5ヶ月らしいよ?でも、出来ちゃったし結婚するみたい。2月に式挙げるらしいけど、もう1月から一緒に住むんだって」

「そっかー、また急だね」

「うん、りりかさん会いに一緒に行く?姉貴に」

「は?」

「正月帰ったときに。一緒に行かない?」

「あー・・・無理かな」

「なんで?」

「正月は元旦以外は全部仕事なんだよ」

「そか・・・来たくない?」

「来たくないって言うか。まだ行けないって気持ちがあるかな」

「いつになったら、行けるって気持ちになる?」

「分からない」

「うん・・・そっか」





お姉さんはあたしより3つ下。

25歳。

あいつと仲良しのお姉さんだから、きっとあいつも寂しいだろうな。

でも、おめでたい事だしね。






このときあたしは、まだ。

凄く客観的にしか見て無かった。



ただ。

あいつのお姉さんの結婚。

そう言う風にしか考えて無かった。


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