march forward.
りりかの独り言。

2002年10月22日(火) プレゼント・・・?

毎日ポストを見る。

子供から手紙が来る事が多くなって、ポストを開ける時のドキドキ感が好き。

来てないと、しんみりしちゃうんだけど。




子供からは来てなかったけど・・・

今日はなぜか、あいつから手紙が来ていた。

びっくりした。

この間会ったばかりなのに。




(一部抜粋)

秋も深まる中、りりかさんいかがお過ごしでしょうか?


いろいろな事があって、いろいろな事件があって、大変だったこの9ヶ月。

本当にお疲れさまでした。

そんなりりかさんに、プレゼントがありますので、これを読んだら、電話してください。






???

なんだろう?

あたしは電話してみた。

「プレゼントって何?」

「電話でプレゼントが何か言いたくないなぁ」

「君が電話しろってかいたんだろうよ?」

「そうだけどー。待ってるから、来てね」

「ええー!?今から???明日早いんですけど・・・」

「明日に持ち越す?気になって落ち着かないんじゃないのー?」


うわ、性格悪い!




「分かったよ、でも、余りいられないからね・・・明日仕事が・・・」

「あ!じゃ、俺がりりかさんの家に行く!」

「え?」

「待ってて!」




あたしは、あわてて部屋をかたす。

・・・と言っても、寝るだけに帰ってきているようなものだから、ほとんど汚れてないんだけど・・・

でも、洗濯物とかしまったりした。

掃除機を掛けているときに、チャイムがなった。

インターホンで出て見ると、「お届け物です」とかあいつが言ってた・・・





あいつはニヤニヤしながら入ってくる。

あたしは嫌な予感がした。



「何よ?」

「まぁまぁ、そんなに急かさないでよ。落ち着こうよ」

あいつは座って一服とかする。

お茶とか飲んでる。(持参品)

あたしはいらいらして来た。




「ねー。明日早いんだって!」

「分かってますよー」

とか言いつつ、またお茶を飲み始める。





「寝るよ、あたし、マジで」

「言いますってー」




木曜の夜、お父さんが出てくる。

もちろん、あいつの。

で、あたしに会うと言ってると言う。



「・・・どこが、プレゼントよ?」

「実は・・・」



ご両親は反対してたけど。

あたしが知らないところで、あいつはずっと話しあってきたらしい。

そして、そんな粘りに負けて。

会ってみたい、とお父さんが言い出した、らしい。



あいつの家は、お父さんが一家の大黒柱!と言う感じの、昔ながらの家みたいで。

お父さんの意見は絶対!って言う感じみたいで。

そのお父さんが、会ってみたい、と言い出した事は、かなり良い方向へ来たと、あいつは言う。



でも、もしかしたら、「別れてください」と言いに来るのかもしれない。




そう考えちゃって、怖くなった。

凄く不安になった。


そう言ってみたら。



「それはないよ。そんなに不安がらないで。平気だから」



んなこと言われても、やっぱり不安。

逃げ出せるものなら、逃げ出したい・・・

不安で不安で、あたしは眠れなくなった。

あいつが帰った後も、眠れなくて、困った。



明日、朝早いのに・・・


木曜、何着て行こう・・・


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