メール、たくさんありがとうございます。
毎日ちょっとづつ返信しています。
いろいろな方の、いろいろな意見を聞けて、参考になっています。
泣きながらメールを読んだり、書いたりしています。
それが、罵倒のメールだとしても。
だんな様や、子供たちや、あいつの言葉だと思いながら。
聞き入れようって思っています。
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あたしは、あいつを好きになった事、100%だんな様のせいじゃないとしても。
いくらかは、あたしが他の男に心奪われる何か問題が、だんな様にもあったんじゃないかって。
今まで思ってきた。
だんな様の悪い面ばかりが見えて。
違うな。
そう言う悪い面ばかり、見ようとしてたんだと思う。
でもさ。
今まであたしを女として扱ってくれないとか。
子供に対しても無関心だとか。
家事も手伝ってくれないとか。
女遊びをしてたとか。
そういうところばかり見てたけど。
実際のだんな様は。
一生懸命すぎたのかもしれない。
不器用すぎたのかもしれない。
頑張りすぎてたのかもしれない。
仕事を独立して。
あたしたちに絶対に金銭的に迷惑かからないように。
一生懸命になって、仕事を取ってきて、仕事をして。
あたしたち家族を守るために。
よく、家庭を顧みない夫。
とか言われるよね。
あれって、家庭を顧みないで、仕事仕事って!!!って場合。
やっぱ、家族の事を思ってなんだよね。
家族を食わせるため。
その結果、だんな様は疲れすぎて。
あたしを女としては見れなくなって。
子供の事まで頭に入らなくなって。
悪循環になった。
あたしは家庭がつまんないって、仕事に逃げ出し。
そんなあたしを見てだんな様は、ますます疲れて、女を作る。
あたしはますます自分を女として見てないだんな様に腹を立てる。
悪循環。
頑張ってくれている。
って事を。
あたしは、見なかったのかも知れない。
そして、あいつと出会って、どんどんあいつがあたしの中に入って来て。
あたしは、ますますだんな様の悪い面ばかり見るようになる。
そして、今更気づく。
そか、だんな様は。
あたしたちのために、頑張ってくれていたんだ。
って。
でも、あたしは、だからだんな様とよりを戻そうなんて考えられない。
いただいたメールの中には、「時間が解決してくれます。だんな様もまだあなたの事を愛しているように見えるのですから。大丈夫ですよ」っていうものもありました。
時間が解決してくれる。
そうかもしれない。
そうかもしれないんだけど。
「彼もまだ独身。今後、素敵な女性にまた出会えます。大丈夫です、彼の事を考えるのなら、別れてあげたらどうですか?」
これ。
何度も何度も考えました。
あいつのためには、きっとそれが一番いい。
だんな様に今、あたしが「彼と別れます。あなたとやり直します。だから、彼と会わないでもらいたい」っていえば、すむんだと。
一番、だんな様も、子供たちも傷つかない選択。
もちろん、あいつも。
あたしは昨日、日記の中で。
「死にたい」
って言葉を使いました。
たくさん、非難のメールが来ました。
もちろん、中には「そんな事いわないで、頑張って!」と言うメールもありました。非難ばかりじゃなかったです。
長女は、心疾患で生まれて来ました。
いつ死ぬか分からない。
あたしは、「死ぬ」という事を、間近に見ていました。
だから、自殺すると言う言葉を聞くたび、むかついてむかついて仕方ありませんでした。
どんな事情があるにしても。
生きたくても、生きられないかもしれない子供が、ここにいるのに!って。
日本では、子供に心臓移植は出来ません。
そして、その当時は心臓移植自体、日本ではなかったように思えます。
自殺するくらいなら、うちの子にその健康な心臓をちょうだいよ!
ニュースを見るたび、思いました。
だから、あたしは、「苦しい苦しい」と思っても。
死ぬ、なんて言葉を出す事は今までありませんでした。
でも、一度だけ。
長女が手術後、どうなるか分からないっていわれたとき。
あたしは、長女が死んだら、あたしも死ぬと思っていました。
まだ2歳にも満たない我子を。
一人であの世に旅立たせるのは、しのびないです。
だから、あたしも一緒について行こうと。
遺書まで、用意しておきました。
あたしが19歳のころでした。
長女は、自分の力で脱出した。
まだ失いたくないと。
まだ、2年足らずしか生きていない人生を。
それ以来、あたしは「死ぬ」なんて事を考えなくなりました。
なのに、昨日、こんな公開日記で、そんな言葉を出してしまった事。
本当に今、自分に腹が立ちます。
何かで読みました。
取り返しがつかない事なんて、この世には二つ。
それは、誰かの命を消す事。
それは、自分の命を消す事。
昨日の日記を削除しようかどうか、迷いました。
あの部分だけ、消す事も考えました。
でも、これは日記。
そのときそのとき、一瞬でも、あたしが思ってしまった事。
それをつづる場所。
なら、消す事はない。
もう二度と、そんな風に考えちゃいけないって、これを見て思い出すように。
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