あたしの事をいつも一番に考えてくれていたあいつは。
今では、あたしを何番目に考えてくれているのかなぁ。
今では、一番じゃない。
たぶん。
昨日は、辛いこと、重なって。
どうしても近いうちに会いたかった。
大丈夫だよって言って欲しかった。
あたしの辛いこと、悲しいこと、リアルタイムで聞いて、あたしを慰めてくれるあいつに頼っていた結果なんだけど。
あたしは崩れそうです。
昼間、電話した。
眠そうだった。
そりゃ、朝の4時に帰宅したらしいから。
「明日、どうしてもだめ?」
「うん・・無理」
あたし、がっくりきて。
「分かった・・・起こして、ごめんね。じゃーね・・・」
「それだけ?」
・・・。
それだけ?
それだけだよ・・・
あたしの中で。
今までより掛かっていたものが、外れて行く感覚がした。
寄りかかりすぎてた。
思いっきり、倒れちゃった。
昼間っから、ベットの中で、号泣しちゃった。
あたしの中では、「それだけ?」なんて問題じゃなく。
いつも一番にあたしの異変とかに気づいてくれていたんじゃないの?って、悲しくなり。
何より。
依存しないっていつも言ってたあたしは。
依存しまくっていたわけで。
あいつからメールが二通来ました。
「どうした?具合悪いの?大丈夫?」
「これからバイト、行ってきます。メールの返事まってたのに・・・」
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