march forward.
りりかの独り言。

2002年04月11日(木) 傍にいない不安

もう日付も変わって、急いでしたくして、あたしも合流した。
どうしてこんな事になっちゃうの?なんで?解雇って言っても不当じゃないの?
言いたい事が山ほどあって、あたしは逆に言葉にならない。
一緒にいたバイトの子たちも、こんな不当な話しは無いって、辞めるって言って来ちゃいました、一緒に、なんていっている。
待ってよ・・・どうなっちゃうんだよ。

あいつは、いつもよりハイテンションで。むしろ、この状況を楽しんでいるみたいな感じで。
あたしは、それが不思議で。
とにかく、もう退職届も書いてしまったと言うし、仕方ないのかもしれないけど、言うだけいわなきゃという話しになって、あたしは帰る事にした。
あいつは、「送ります」っていつもどおりで。

二人で歩いているとき、いきなり泣きそうな声で、
「不安です。もう、会う時間が一気に少なくなってしまった。辞めるって言ってしまってから、しまったと思いました。もう取り返しがつかない事をしちゃったと。終わらないですよね。大丈夫ですよね?」
懇願しているって言う感じで。聞いていると言うよりも、お願いされているって言う感じで。
あたしは傍にいてもらえない不安っていうのが大きくなるかな、と素直に今の気持ちを言った。
そしたら、急に抱きしめられて、「そんな風に言わないでください」って。
一生懸命みんなの前では明るく振舞ってた。
凄く不安で、押しつぶされそうで、酒に逃げて。
自分が何やっちゃったんだって事、忘れたくなって。
俺は、あなたの傍であなたをいつも支えていたいって思ってたのに、こんな風に自分から壊して。
そして、あなたが去って行きそうで、失いそうで、怖くて仕方ないです。

涙は出ていなかったけど、絶対に心の中では泣いているあいつを。あたしはいつもみたいに抱きしめ返せなかった。
あたしも不安だ。同じくらいに。
まだ不安定なあたしたちが、別々の生活に入る。
今まで見たいに仕事で一緒に笑ったり、怒ったり、仕事の帰りにドライブにいったり、仕事の前に朝マックしたり。出来なくなるんだね。
そんなこと、考えちゃうと、あたしは不安で仕方ないんだ。
あいつがバイトを始めたら、また違う生活サイクルになり、あたしもあいつと合わせられないし、そしたら、あたしたちは自然に終わってしまうんじゃないのかって。

今日、生理予定日だった。でも、結局来なかった。


 < back  INDEX  next>


りりか [MAIL]

My追加
エンピツ