PARANOID DIARY  海野  
 
電車男見てきました。 / 2005年08月02日(火)
 

遅くなりましたが、ようやく映画「電車男」見てきました。普通の友達と行ったので、あとでいろいろ解説させられた。そこでようやく、自分はやっぱりネットに汚染されてるんだ!と気付きました。まぁ自分から望んで汚染されたのでいーんですが。

オタク的に色々と面白かったですが、やっぱり主人公のオタク描写がヌルい気がしました。なんで部屋にエロゲーキャラ等身大抱きまくらが無いんだよ! とかね…☆(※オタクが全て抱きまくらを持っているわけではありません、が、どこぞのピザ屋がプレゼントに鋼の等身大抱きまくらを用意した点についてはどうかと思います)

でもリアルだなーと思ったのは、垢抜けた電車男がまゆげだけ手入れしてなかった点。オタクにとって眉毛は不可侵区域なんですよ!多分。あと喋り方とかもうまかったなぁ。きっちりした服着慣れてないところとか。

制作費はほとんどかかってなさそうなのに(エキストラもたくさん使うのかと思ったら最後のほうだけだったし)こんなにヒットして、製作会社はさぞうはうはしてるんだろうなぁと思いました。最後のほうで斜め前のほうに座ってる女の人が泣いてて、「どんだけ涙腺ゆるいねん!」と思わずえせ関西弁で突っ込んでしまいましたが。そんな自分も「タッチ」の予告でうるっときてしまいました。長澤まさみ可愛いはぁはぁ。(でもせかちゅーは見てない)

なんでこんなに「電車男」が受けてるのかというと、オタクが一般人にとって、一番身近な異世界人だからだと思うんですよね。一番身近な異質だから。結局電車男は脱オタすることによって社会復帰を果たす…みたいな感じなわけだし。オタクの否定によって成り立ってるんだよ! まぁ外見を変えるのは別に悪いことではないと思うので良いです。ていうかあんな真性、オタクの中でもあんまりいないほうだと思う。でもやっぱりオタクは普通の格好しててもオタク同士だと察知できますけど。

とりあえず一般人が見てもオタクがみてもそれなりに面白い作品だとは思います。でもまだ見て無いけど、ドラマ版のほうがはっちゃけてそうで面白そうだとは思っている…。


 
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