PARANOID DIARY  海野  
 
サターン版 少女革命ウテナ。 / 2004年04月08日(木)
 

先日購入したSSの「少女革命ウテナ〜いつか革命される物語〜」ですが、
とりあえず一回クリアしました。(その前に1回ゲームオーバーになりましたが)
結構評判がよさそうだったので普通に期待していたんですが、
期待以上に面白かったです。というか萌え。

ゲームの根幹となる物語はすぐに展開が読めてしまうのですが、
このゲームの醍醐味はそんなところじゃないと思う。
とにかく、ウテナとかアンシーとか生徒会メンバーとか若菜とかと戯れるところにあるんです。
話の展開で最終的に誰かとエンディングを迎えることもできるし…。
なんかこれが、ドリームSSとかが流行る理由かーと納得しました。

期間はプレイヤーキャラ(女生徒)が転校してから4日間。短いです。
でも私はこのくらいの長さでよかったんじゃないかなーと思う。
寮はウテナたちと一緒の東館に住めるし、
そのせいで生徒会役員からも気にかけてもらえるし。
システムはADV。こっちの難易度はそんなに高くないと思います。
ですが最終日の決闘でウテナが負けたりするとゲームオーバーになるので、
お目当てキャラのポイント(心の気高さ)を稼ぎつつ、
他のキャラに対しても気を配らなければ成りません。
ファーストプレイでは幹くんにばかり気をとられてゲームオーバーになったという…。

画面的にはアニメシーンはラストの決闘以外はほとんどアニメから。
ですが、止め絵は書き下ろしが多かったと思います。
作画も綺麗で満足できました。
そして満足といえば、OPアニメを忘れてはいけません。
これはもちろん全部書き下ろしなんですが、
ミュージカル風です。というかみんな歌って踊ります。
あまつさえ、桐生、西園寺、暁夫さんに至っては脱ぎます。
こ、これが伝説のOPかぁ…と、感慨深いものがありました。
回想シーンもあり、キャラクタークリアすると、
そのキャラの情報が生徒手帳というものに記録され、音声も聞けるようになります。

とにかくファンにはたまらない一品かと。
ていうか製作者、ちゃんとわかってるねっ、と思ったら、
アニメに関わった方が監督とかされているそうです。
どうりでゲームとアニメに齟齬がなかったはずです。
まぁ「ウテナ」は相当特殊なアニメだと思うので、
関係者以外のゲーム屋が作るのはちょっと無理があるかな…。

不満がないわけではありませんが、それはシステム的なことなので
全体としては大満足な1本でした。
もしウテナが好きでSS本体持っててこのゲームを見つけたら、
是非買うことをお勧めします。…でもSS本体持ってないですよね…ショボン。

まだ幹くん編しかクリアしてないので(そして切なかった…)、
これからとりあえず樹璃さんクリアしようかなーと思います。
そんでもって生徒会メンバー以外にも御影先輩とかでますよ!
緑川氏ですよ。萌え。


書いてたらウテナがまた見たくなったので、
バイトのMちゃんと早く、第二回ウテナ祭りを行いたいです。


 
前の日 /  INDEX /  次の日

My追加