行動ログ。

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2002年04月24日(水) 駆け引き。

友人から焦った声で電話が。
「どっ、どうしよう!刺しちゃったのよ!血が!!」
勿論斎藤、なんのことだか状況を把握することなんてできません。
というわけでちょっくら落ち着け、と言ってみました。
「だから、ぶぁっ!って血が出てるの!勢い余って刺し…」
ここまで聞いて、私の心にはある疑問が。

ネタか?

だってヤツの性格ならば本当に人を刺したりしたら絶対他人になんて言わずに目撃者がいないようだったらそのまま事実を隠匿しようと図るだろうし、最悪見られてたらまずは買収しようとするだろうし警察に連れて行かれたら黙秘権行使しますとかやりそうだし。第一「勢い余って」刺すなんぞ、ない。寧ろ確信犯だよ。というか躓いた振りして仕込んでた凶器の上に突き飛ばすとかするだろ。でもよ、ここでネタでしょ?って言うとヤツは喜ぶ。それこそひっそりと狂喜乱舞しよるはずや。さてどうすんべ。(この間0.3秒)


ここで私に残された選択肢は
1.そっと電話を切る
2.ネタやろ。と指摘し、勝ち誇ってみる
3.不必要に動揺してみる
4.なにもしない

とりあえず3でいってみました。
RPGだと同調することでランク上がったりするしね。

「え、えぇっ!?たっ、大変じゃん!出血はどうなの、止まりそうにない?っていうか病院には電話したの。救急車は?」
「そしてジョセフィーヌの容態はどうなの!」

ヤツ、ここで吹きました。斎藤、勝利。

ってか私の友達、こんなんばっかや…。この電話かけてきたヤツも多分話すの2ヶ月ぶりくらいやで?なのにジョセフィーヌってどうよ。

あ、ちなみにホントのところは猫の鼻血でした。綿棒を鼻に突き刺してしまったらしい。ジョセフィーヌ(本名 浩太)、災難だったね。
今度遊びに行くときにはテレクラのティッシュをたくさん持っていってやろうと思いました。ジョセフ(♂)に。


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斎藤基栄

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