朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】
@∀@)今週も電波ゆんゆん、朝日の基地外歌壇

(朝日川柳や他紙の歌壇も取り上げることがあります)

2003年01月20日(月) 松井やよりキタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!!!

◆ 知らぬことの責任を熱く語りいし君のサインの残る「女たちのアジア」
  (東京都 加登聰子 近藤芳美選)

 【選者の評】知らないということの責任を熱く語っていた君という。松井やよりさんを偲びて、という註がある。何かの会合の席なのか。そのときのサインの残る著書「女たちのアジア」を手にする。歴史を知らなかったことの悔いを今日も思わなければならない。

 ※昨年12月27日に死んだ松井やより追悼歌、さっそく出ました。「女性国際戦犯法廷」なる茶番劇裁判ごっこを主催。また、旧日本軍の蛮行を嬉々として吊るし上げる一方で、自分の父親については「私の父は通信部隊だったから人を殺さなくてすんだ」という素晴らしい御発言(98年10月30日「朝まで生テレビ」)。・・・だったら昭和天皇にも東条英機にも戦争責任なんかないっての。人に厳しく自分に甘い、元朝日新聞記者のたくましい倫理観を見せつけた御一生でした。合掌。


今日は全体的に不作です。後はこんなのくらいしか。

◆ 山のごと個人の上に国家立つされどわれわれ川のごとく生く
  (静岡市 篠原三郎 佐佐木幸綱選)

 ※「篠原三郎」をgoogleしてみると・・・。マルキストの残骸であることがよくわかりますね。
  この歌によって朝日新聞は、「国家は個人の上に乗っかって抑圧しているが、個人はそれをすり抜けてたくましく生きている」とでも言いたいのでしょう。でも、逆の解釈も出来ないでしょうか? つまり、「川はそもそも山から流れてきた水によって出来たもの。つまり、個人は上に立つ国家なくしては誕生することも成長することもありえないのである」・・・と。


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asapykadan [MAIL]

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