浪漫のカケラもありゃしねえっ!
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2000年10月31日(火) |
HP作成開始/10月31日の思い出 |
どうしてもこの日から始めたくて、掲示板を借り最初のページをUPしてHP作成にチャレンジを始めました。
10/31は、自分にとって、とても大切で象徴的な日であり続けました。 ツバキハウスのハロウィン・ナイト(日はズレてたと思うけど)。ここでHELOWEENの名曲「Judas」に出会い、翌年からは毎年横浜の茶店「HALLOWEEN」で、友人達と祝っていた。 インゴ・シュウィヒテンバーグの墓参りをしたのも、10/31。泣きながら、カボチャのランプに灯をともし。 その夜、ドイツMTVのヘッドバンカーズ・ボールで「Halloween」のビデオクリップが流れ、墓地にあったのと似た木々の中、在りし日のインゴの姿。魂が帰ってくる日だから、彼が帰ってきたのだと、そう思えて、また泣きました。彼が名をつけたバンドは、彼とともに私の中では死んでしまったけれど。 TYPE O NEGATIVEに出会ったのも、その番組でした。 コントラバスがきしるような声で、暗い夢のように歌うピーター・スティール。「オレの愛する者は、皆死んでいく」と、新譜の中で彼は歌った。 1999年10月31日、この日はエディがタイトルを逃した日。フェラーリのマシンに最後に乗った日。 そして、グレッグ・ムーアが、その若い命を散らした日。ハイスピード・オーバルで最も輝いていた若者が、そこで逝ってしまった日。 出会いと別れ。それは表裏一体。出会うことがなければ、別れることもない。 けれど、別れの悲しみよりも、出会いの与えてくれた思いがこの胸を熱くする。 出会えないままですれちがってしまったら、どんな人生だったのだろう。 私達は、みな、インモータルではありえない。けれど、思いは、時に逆らって生き残っていく。 同じ時代に生きた。幾十億の人の中で、かけがえのない一刹那の出会いがあった。それは、心の中に残っていく。 「A MOMENT IN A MILLION YEARS」という名は、SCORPIONSの曲のタイトルからいただきました。 かけがえのない一刹那。一生忘れないだろう瞬間。そんな思いを込めています。
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