あたろーの日記
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旧暦6月3日。 当時の学友たちは大丈夫でしょうか。 新潟を襲った今日の地震、最も被害の大きかった柏崎市には、小学高学年から中学1年の途中まで住んでいました。 当時通った小中学校も避難場所になっており、また、柏崎市でも被害が最も酷かったと思われる地域にも知り合いが住んでいます。その知り合いは、階段の途中から振り落とされ、肩と腰を打撲したのですが、それどころじゃない、家の中が滅茶苦茶でそちらのほうが大変、とのこと。テレビやネットの映像で見る、日本海沿いの赤い米山大橋や国道8号線は、何度も通っていろんな思い出の詰まった場所です。あんな美しい場所があんなことになっているのか、と、思わず涙が出てしまいました。 私の実家は新潟市にあるのですが、中越寄りのため、揺れが大きかったようで、実際の被害はなかったものの、母曰く、3年前の中越地震の時より、家屋の揺れ方が酷く、家が潰れるんじゃないかとまで感じるとのこと。これからの余震が怖いと言っていました。 ヒヤリとさせられたのは、震源が、柏崎刈羽原発にごく近いこと。放射能漏れはないらしいものの、火災が発生。柏崎刈羽原発で作られた電力の供給先は、原発のある地元ではなく、首都圏です。首都圏に送る電力のために、地元の人達が危険にさらされる、という悪夢の一歩手前を見たような気がした。大袈裟でなく、震源地がもし発電所の真直下であったら・・・と思うと、背筋が冷たくなった。 ・・・ともかく、被災地が1日も早く穏やかな暮らしを取り戻せるよう、祈るばかりです。
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