凡庸な映画感想。 - 2004年08月23日(月) 「カストラート」と「アマデウス」を見る。 「アマデウス」 いや、凄いね。 こいつ大っ嫌いだけど、こいつの作る曲の本当の良さが分かるのは俺だけってのが。 なんか「うわぁ、最悪だけど胸が高鳴る」って感じで。 追い詰めても追い詰めても良い曲作るから、もう最後らへん「うきいいいい!」って感じだし。 作曲手伝うシーンはかなり好き。 今度、大阪の実家帰ったらデジタルリマスター版見ようと決意させるくらい良かったです。 あと、モーツァルト役の俳優がERのカーター先生に見えてしようがなかった。 「カストラート」 ご存知だと思ういますがカストラートとは要するに去勢された男性歌手のこと。 もともとはパウロが「女は教会で喋っちゃ駄目」と言った事で、教会で歌う歌(賛美歌こと?)の高音域を少年が担当する事になって、 けど子供だと声量などに問題があるし、熟練する前に声変わりするので、 「じゃあ声変わりしない歌い手を作れば良くね?」って事で生まれたのがカストラートらしい。 男性の声量で三オクターブ半をカヴァーするカストラートの人気は絶大で、この映画その頂点に立った「ファリネッリ」が主人公。 「神は唯一、ファリネッリも唯一人」と言われるほどの人物の生涯がストーリー。 感想は、なんかアマデウスを三角関係にした感じ。 ファリネッリの兄で凡庸な曲しかかけない作曲家。 天才だけれども、ファリネッリを認めないヘンデル。 兄の書く曲では満足できず、ヘンデルの作ったオペラを望むファリネッリ。 この三人が「歌え、歌わない、歌わせて、歌うな」って感じで愛憎半ばで繰り広げる悲劇(?)。 まあ普通に面白かったです。 衣装とか凄い綺麗だったし。 調べてみると、 カストラートは玉をとっても竿を残すので、行為は普通に行えるらしい。 じゃあ出るもん出るのかよって言うと、出るらしいですよ、奥さん! けど妊娠の心配は無いからやり放題、安全な愛人としても大人気だったらしいですよ。 あと、貧しい人が自分の子どもをカストラートにしようと、去勢しまっくたせいで、ナポレオンが「玉取るなんて男の擦る事じゃねーべさ」とカストラートを全面禁止にしたらしい。 さらにいうと、ヘンデルもモーツァルトもカストラート専用の曲を何曲か作っているのが、現在ではカストラートがいないので再現できないらしい。 ベートヴェン。モーツァルト。ヘンデル。 音楽映画三昧週間でした。 -
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