ノディウグラフタス  2012年02月18日(土)
根幹から腐った乙女の終焉、それを実現するための脱乙女酵素デオトメス。補助金頼みの研究所で後期嘱託研究者が悪魔的な飯を食い、ある塩基の分離に成功する。おれは回転焼なのだと語り、回転ベッドでしか射精に至ることのない同僚のことを嘆いていた。ノルマン屋に行くと、カチ男が座っていた。血色が良くなく、聞くと、小バイブを入れたまま12時間が経つという。どうしてそんなことをしているんだ!怒鳴ると泣きそうな声で「だってそういう企画モノだから」とミニレンズを指差した。自己収録しているらしい。これで便意を催したら企画倒れに終わるのだが、あいにく食わせてやる乳製品は手元に無かった。さて、そこでY氏の登場だ、奴はサミー・ブラックに傾倒する狂気の黒党者で、乳製品となると地獄の底まで詳しい。襞を知る者は強くたくましいのだが、しかし乙女をこの世で純潔に保つのは難しい。製薬会社の尻は重く、立ち上がってくれるのは地元の歌手リリーマンだけだった。彼は今や純潔乙女原理主義という名のミニアルバムを手焼きしてはネットで500円で売るまでになった。しかし、市役所の中には、脱乙女酵素を快く思わない者の一派がおり、血税を用いて何やら嫌がらせの高周波装置などを買い、ひと泡吹かせる準備をしているらしい。これはドバトからの情報。おっと、夜が更けてきた。Dr.ノディウは天才、彼は世界平和を根底から憎んでいるくせに、腰ぬけで、手榴弾撲滅団体に珍論を寄せて悦んでいる。つまりは変態だ。重度の。アーメン。




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