Beautiful Nightmare  2009年08月12日(水)
あれ、いつの間にか初夏は終わっていて、もう本当に真夏の中心部。私は誰よりも光を蓄えて生きる心算でいたのに。正直を言うと物凄い敵意に曝されている。物件の隣人が両隣から「こいつを眠らせるな」と総攻撃。しょうもない事件に巻き込まれたものだ。その火種を育てたのは、かくいう自分。仕方がないが、さすがに許せない。だが皮肉にもあいつらが私の悪夢を終わらせた。強制終了に近かったけれども。もっとできれば長く夢に出入りしていたかった。しかし夢を見すぎた。鳴り響く甘美な女性ヴォーカルの棚引く叫び声はキラキラと光沢の軌跡だけを残して過ぎ去ってしまった。あいつらは私を完全に嘲笑して害虫駆除として始末したがっている。私は甘美な夢に見切りを付けたから通常通りの世界に復帰したいと願っている。折り合わないから面倒くさい。悪夢は棄てたことにして諦念のポーズで炎天下をしっかり歩こう。畜生、悪夢は悪であるほど美しくて途方もない。せっかくの目覚めだ、せめて大事にして前を向こう。美しかったんだが・・・仕方がない。




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