快楽に全てを投資するには弱すぎた。あまりに多くの声が耳に入ってくる、自我を突き崩す槍となって入ってくる。気になって欲望も大いに削がれ、中途半端な時間の中で膨大な時が過ぎた。もったいないと思う。 さしたることもない、一進一退のうちに、すでに本当の夏が来た。 命を投げ捨てて遊ぶうちに戻れなくなるどころか、逆じゃん、戻るかどうしようかでウロウロしてる間にどっちつかずでベトベトに汚れたまま、立ち尽くしてるだけだったりして。 完璧なフル・スロットルで欲望の限りに炎を燃やし、灰となった真っ白な中から静かに揺らめいて再びこの地に存在を取り戻す。そこまでの形でやってみたい。 |
writer*マー | |
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