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1歳児子連れサイパン旅行〜3日目〜 2005年07月06日(水)
3日目。

今日こそは朝から遊ぶべし!と気合を入れたわりに、起きたのは8時過ぎ。でも午前中から今度はホテルの中にあるプールへ出かけた。ハイアットには生憎子供向けの浅いプールがない。だが足入れつき浮き輪があるので、深さは特に気にせずに入ってみた。

浮き輪についているロープを引っ張り、さあ、いくわよ〜とゆうたんをクルージング。夫は浮き輪につかまってバタ足をし、エンジン代わり。

・・・なんて余裕なことができたのもつかの間、なんと私の足が着かないくらいに深くなってしまった!このプール、最深1.5m!私は162cmなので、150cmの深さでは鼻まで浸かってしまう。慌てて私もゆうたんの浮き輪にしがみつき、危険危険!と岸まで戻ったのだった。あーびっくりした。外国人仕様のプールなのかしら・・・。

小一時間ほどプールで遊び、いったん部屋に戻った後は、ホテル内の和食レストラン「都」でランチバイキング。地球の歩き方に、「都」のランチバイキングは大人気で予約しないと入れないと書いてあったので、昨日のうちに予約しておいたのだ。

入ってみると店内はがらがらで、何がそんなに大人気なのかわからなかった。バイキングの料理は刺身各種、寿司、たこやイカや白身魚のフライ、マリネ、海老や茄子の天麩羅、そば、魚介鍋などなどなど、海産物をメインにした和食がこれでもかと並んでいて、目の前では板前さんが寿司を次から次へと握ってくれていた。これは確かに豪華だわ!

デザートもケーキやタルトが5種類くらい、メロンやパイナップルなどのフルーツ類、タピオカ入りカスタードなどなど、てんこ盛り。

ウッキウキでほぼ全種類を食べまくり、はちきれんばかりのお腹になった。ゆうたんは白身魚のフライがお気に召したらしく、フライと味噌汁とごはんばかりを食べていた。

お腹いっぱいになったころ、凄い人数の団体さんが入ってきて、あっという間に店内満席に。おお、地球の歩き方に書いてあることは嘘ではなかったか。これだけ食べて22ドル。お得です。

午後はまた昼寝。しかし今度は昨日の教訓を生かして、2時間くらいでパッチリお目覚め。さぁ、海だー!

昨日よりも早い時間だからだろう、日差しが強く感じた。潮がまだ引いていて、遠く500mくらい沖まで足首くらいの浅瀬になっていた。凄く沖まで歩いていけてしまうので、浜から見ていると、あんなに遠くにいるのにまるで海の上に立っているかのように見えて不思議な光景だった。

昨日のナマコの教訓を生かして、ひたすら私は浅瀬にいたのだが、浅瀬でも岩場の近くには魚が住んでいて、ゴーグルをつけてもぐってみると目の前を透明な魚や黒い魚が泳いでいく!小さな魚の大群も波に紛れて泳いでいて、ミニシュノーケル?を楽しむことができた。

またもやサンセットまでの結構な長時間遊びまくり、ホテルに戻ったのは7時近く。夕飯は母お勧めのお店「みつえ」へ。(母はダイビングが趣味でサイパンにはしょっちゅう来ている)

ここも和食の店だが、郷土料理も少しずつ出してくれるコースが人気らしい。それが目当てで行ってみた。やっぱりいくらサイパンとはいえ、それらしい名物料理は食べておきたい。

ここのオーナーがとても明るくて気さくで楽しい人で、ゆうたんのためにごはんと海苔巻き用の海苔まで出してくれて、さらにはオレンジジュースもサービスしてくれた。

料理は、牛のたたきや、椰子の実の刺身、パパイヤの漬物、パンの実のコロッケ、蕎麦のサラダ、ロブスター、海鮮の出汁たっぷりの鍋と雑炊と、和食とチャモロ料理が程よく混ざったコース。めっちゃくちゃおいしくて、幸せ〜♪珍しい食べ物ばかりだったし、しかもそれがおいしいので大満足である。またサイパンに来たらここに食べに来たい。雰囲気は単なる食堂という感じなのだが、料理は本当に最高だ。

デザートにも珍しい白いフルーツ(千疋屋で1万円するらしい)と、紫芋のアイスクリーム(まるでレアチーズケーキのようなコク!)も出て、お腹いっぱい!

そして私にはまだお楽しみが・・・。サイパン最後の夜、ホテルの高級エステを予約したのだー♪高級エステって言っても、90分120ドルなので超高級というほどではないが。

アロマテラピーと、スカルプマッサージ、フェイシャルのコース。これが超恥ずかしいことに、全裸でやるのである!!全部脱げといわれて(勿論英語で)、聞き間違いかと思ったが「UNDERWEAR?」と聞いても「YES」と断言されてしまったので仕方なく全裸になってみた。

まずはスカルプマッサージ。頭皮のマッサージだが、結局は髪を洗ってもらってそのついでにマッサージしてもらったという感じだった。椅子に座って、普通にアタマからシャワーを浴びせかけられ、洗ってもらってマッサージしてもらった。凄く不思議な気分だ。美容院とかみたいに、頭だけ濡れるような方法はいくらでもあると思うのだが、どうしてこんなダイナミックに洗われているんだろう、私?そりゃ下着も脱がなきゃいけないわけだ。まるでソープランドに来ている客みたいよ。といってもソープランドがどういうシステムなのか知らないが・・・。勿論担当エステティシャンは女性である。

それからガウンを着せられ個室に連れて行かれて、ベッドにうつぶせに。アロマテラピーの始まり始まり〜。いい香りの香油を塗られて全身マッサージ。気持ちいい〜〜。

以前に帝国ホテルのレディースプランで泊まったときに、やはりエステがついていていったことがあるのだが、そこでは紙の使い捨てショーツをはかされてマッサージしてもらった。そのときは今回と同じようにうつぶせになり、背中や足などをマッサージしてもらったっけ・・・。だから勿論仰向けになって全身マッサージされるなんて羞恥プレイはないよね?

・・・と思ったら!「turn」と言われて仰向けになるように指示されてしまった!猛烈に恥ずかしいんですけど!何度も言うが私は全裸なのである。もうまさにまな板の上の鯉。スキニシテ〜〜〜〜。

さすがにバストをマッサージはされなかった。鎖骨から胸の中心を通って腰の当たりまでしっかりマッサージしてくれた。あの、私「みつえ」でお腹いっぱい食べてきたばっかりなので、胃の上を強烈にマッサージされると非常に辛いんですけど・・・・と、英語で言えれば言ったかも。。。はぁ、ホント怪しいマッサージ店じゃあるまいし、なんでこんなに恥ずかしい思いをしなきゃならんのか。

それからフェイシャル、しかしこのあたりから私はあまりの気持ちよさに眠ってしまって、具体的に何をしてもらったか覚えていない。自分がいびきをかいて爆睡していたことは覚えているのだが。

これでトータル90分。は〜恥ずかしい恥ずかしい。でも気持ちよかった〜。そして全身マッサージされて疲れが取れたというよりは、マッサージで疲れてしまったらしく、部屋に帰ってベッドでバタンキューだった。

いやーオリエンタルで濃密な夜でした・・・(笑)。


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