旅行5日目。今日はグレートバリアリーフに出かけます。ケアンズは、グレートバリアリーフで有名なので、ケアンズといえば、「綺麗な海」を思い浮かべる人も多いでしょう。目の前は綺麗なビーチだと思っている人も多いでしょう。でも、実際は違うんです。もちろん海には面しているけど、そこにビーチはないんです。ケアンズ市街が面してる海岸線は、干潟なんですね。ほら?こんな感じ。 つまりケアンズで、グレートバリアリーフの綺麗な海を楽しむためには、ケアンズ周辺の離島に行くか、オプショナルツアーに参加する必要があるんです。グレートバリアリーフは、オーストラリアの東海岸北部にあって、全長はおよそ2600キロメートルにもおよぶ。大小900あまりの島々を囲むように、珊瑚礁が連なっている。その広さは、日本全体がすっぽり入ってしまうくらい広大です。リゾートとして開発された島では、ハミルトン島、フィッツロイ島、フランクランド島、ヘイマン島などが有名。一番お手軽なのは、ケアンズからもっとも近い「グリーン島」でしょうか?ケアンズから船で45分ほどなので、家族連れにも人気です。離島に行く以外にもたくさんの1日クルーズが催行されています。「アウターリーフ」を訪れるツアーも人気があります。珊瑚礁の中に「ボンツーン(人工島) 」と呼ばれる浮島があって、そこまで船でいって、そこを基点にグレートバリアリーフの海を楽しむツアーです。グレートバリアリーフの海は世界遺産に登録されているので、許可を取った船しか入ることができません。ツアーを催行してる会社それぞれが、許可を取り、ポンツーンを所有していて、アウターリーフも各所に点在してるので、リーフ(珊瑚礁)の特長もさまざまだし、船の大きさや特徴、ケアンズからの所要時間も違うし、参加できるアクティビティなどもさまざま、値段もいろいろです。下調べした中では、「クイックシルバーで行くエイジアンコートリーフ」が一番気になったのだけど・・・・このツアーは出発時間が早いんです。前日から24時間の契約でレンタカーを借りていて、このアウターリーフへのオプショナルツアーに参加する日の朝に、レンタカーを返す必要があったのです。本来なら、前日中にレンタカーを返してしまうのが理想的だったけど、レンタカー会社の営業時間が終わるのが早い・・・・。18時までって早すぎるよなぁ・・・・。レンタカー会社は、朝8時からの営業だけど、エイジアンコートリーフへのツアーに参加する為には、8時半までに集合場所に行かなくてはならない。8時ぴったりに車を返却すれば間に合わなくもないけど、何かあったらちょっと心配な時間配分だよなぁ〜けっこうギリギリまで迷っていたけど、結局、「エイジアンコートリーフ」は諦めて、「サンラバーで行くモアリーフクルーズ 」にしてみた。ここのツアーを扱う代理店はたくさんあるし、もちろん現地での申し込みもできる。私は、3日目に頼んだ、「ジェイさんの楽しいケアンズ日本語ツアー」で頼んでみた。ジェイさんが催行するツアーを申し込んだ人は、他社催行のオプショナルツアーをスペシャル価格で予約できるキャンペーンがあったからです。「モアリーフクルーズ」はサンラバー社が催行してるツアーで、ジェイさんのところに、手数料として、料金の一部を払い、残金をオプショナルツアー参加当日に、現地にてサンラバー社 に払う形でした。なるほど、そうゆうシステムな訳ね。(笑)さて、当日、ホテルへの送迎はないプランにしたので、出発地である、リーフフリート・ターミナルに行って、各自チェックイン。プランによって色分けされた、テープを腕に巻いてもらって手続き完了。テープは色別に、ランチがはいったセット、クルーズのみのセット、アクティビティーが含まれたセットなどに分かれているようです。私達が頼んだツアーは、クルーズ、ランチ、アクティビティーが入ったプランです。含まれるアクティビティーは、半潜水艦ツアー、グラスボトムボートツアー、シュノーケリングレンタルです。合計1人$151だった。約15000円だからなかなかいいお値段ですよね。その他のオプションとして、ダイビング、シーウォーカー、ヘリコプター遊覧、シュノーケリングレッスンなどもあります。リーフターミナルサンラバー社のカウンターこの船に乗ります10時にケアンズ港を出発し、現地までは1時間半のクルーズです。乗船すると、紅茶のサービスがありました。この時期は、風が強い日が多くて、風向き、天候によっては船がかなり揺れるらしいとは聞いていたけど・・・この日は波が高い日だったようで、かなり揺れる揺れる・・・・。私はもともと乗り物酔いをする体質なので、朝からぱっちり備えてはいる。念のため朝ご飯もほとんど食べてないし、愛用の「アネロンニスキャップ」もばっちり飲んだ。船内でも、酔い止めの薬はもらえます。日本では見たこともないくらい大きなカプセルだったけど・・・(笑)船内はかなり広くて、日本人もそれなりに多いけど、この日は台湾?中国?中国語を話す人たちがとてもたくさん乗っていた。最初は船内にいたんだけど、冷房が恐ろしく寒くて、スタッフの人はフリースとか着てるし、フリース着るほど寒いのに、なんで温度を上げないのが不思議だ。きっとそれくらいにしていないと、欧米人は暑いんだろうなぁ?現にそんな中でもほとんどの欧米人は半袖、半ズボンだったから・・。(笑)そのうち、近くの席に座っていた中国人の人達に船酔い者続出。近くにいると、こっちまで影響を受けかねないので、デッキに非難。ところが、デッキではもっと最悪な光景が・・・。船酔いした時って船内にいるより、風にあたった方がいいじゃない?そう、デッキには船酔いしてる人が大量にいたんです・・・・。そんな人達をたくさんみてしまったので、なんだかこっちまで気持ちが悪くなりそうな予感・・・。風にあたっていたいし、中は寒いから船内にはあんまり入りたくないし、とりあえず、船酔い者さん達があんまり視界にはいらない場所を確保して、ひたすら海をみて過ごす。(笑)いやぁ〜それにしてもスタッフの皆さんはホント大変です。そんなこんなで、ボンツーンに到着です。 ボンツーンは、こんな感じで珊瑚礁の上に浮いているの。そこに船を横付けして、ここで4時間半ほど停泊。停泊中は、ボンツーンにいても、船にいてもよくて、行ったりきたりが簡単にできる。ボンツーンからは海に簡単にエントリーできるので、シュノーケリングを楽しむもよし、オプションのツアーに参加するもよし、各自思い思いに時間を過ごします。決められた時間(12時〜14時だったかな?)にランチサービスのビュッフェがあるので、各自食べたい時に、食べたいものを、食べたいだけ、好きな場所で食べればよし。(笑)私達はまずは、グラスボートツアーに参加します。グラスボートと半水艇は、料金の中にはいっていてスケジュールはこんな感じ。何回乗ってももちろんOK。ハイシーズンだとそれなりの競争率なんだろうなぁ〜きっと。この時は、そんなにすごい競争率でもなくて、その時間に行けばすんなり乗れました。 1回20分くらいの遊覧で、珊瑚が綺麗そうなところまで連れていってもらえます。まあまあ綺麗かなぁ〜?ソフトコーラルとかはあんまりないようで、彩りはもうひとつだったけど・・・・戻ってきたら、半潜水艦ツアーが出発するところで、まだ乗れるみたいだったので、続けてこっちにも参加。半水艇は文字の通り、船の半分が水中に入っていて、階段を下りて船底に入っていくと、まわりがガラス張りになっている訳です。半潜水艦 大きな魚とかもたくさんくるので、グラスボートより楽しかった感じ。その後はランチを頂きます。ビュッフェ式のランチはメニューの種類もけっこう多い。私達が食べたものはこんな感じ。味はなかなか美味しかったです。朝からほとんど食べてないから、お腹はペコペコで・・・。(笑)ホントは、お代わりをもっとしたかったけど、私はちょっと控えめに・・・。何故なら、また帰りはきっと揺れるだろうから、ちょっと心配・・・。運転手さんはたくさん食べてましたけどね。(笑)お腹もいっぱいになって、しばらく休憩して、今度はシュノケーリングを楽しみます。船上には、ライフジャケット、シュノケール、フィンがサイズ毎に置かれているので、各自、好きなものを選べばOKです。シュノケーリング中小さい魚はそこそこいっぱいいる。では海の中へレッツゴー!ボンツーンがある場所はけっこう深いねぇ〜5m以上はある感じ。深くて恐い人もいるかもしれないけど、ちゃんと見張りの人もスタンバイしてるから大丈夫です。30分くらいシュノーケリングを楽しみました。まあまあ楽しかったかなぁ〜。ただ、水温がかなり低い・・・・。ホントはもっとやりたかったけど、寒くて断念。もっと長く楽しみたい人は、ラッシュガード等を持参するか、ウエットスーツのレンタルをするといいかも?自力でシュノーケリングできるエリアには、そんなに大きな魚はいないんだけど、シュノケーリングツアー(有料)に参加すると、でっかいナポレオンフィッシュが間近でみれたり、海亀が見れたりもするようで、ツアーに参加した人達の写真にはすっごいショットが多かったです。有料になるけど、ガイドさんもつくし、思いっきり楽しみたい人はいい記念にもなるかも?ランチビュッフェが終わると、船内では写真の販売が始まります。乗船する時には、全員記念撮影をしてるし、船上では各ツアー中などに撮ってくれた写真が展示されます。希望者は購入可能です。ってけっこう高いんだけどね・・・。(笑)そろそろケアンズに戻る時間になりました。ポンツーン出発が16時だったかな?船が出発する頃になると、紅茶とビスケットのサービスも始まります。セルフサービスなので好きなだけ食べていいんだけど、ここで凄い光景が・・・。中国の方達、みんな手にすごい数のビスケットを持ってるの・・・。(笑)そうゆう時って、まあもらっても一人2〜3枚かな?って思ってたんだけど、みんなさぁ〜、5〜6枚は当たり前で、10枚以上持ってる人もたくさんいるんだよね。あぁ〜びっくりした。(笑)でもさ、あなた達、行きにみんな船酔いしてたでしょ?今からまたしばらく船に揺られるのに、そんなに欲張って食べて大丈夫???って思わず心配になりましたよ。案の定、予感的中、帰りも船酔い者続出・・・・。だから言わんこっちゃない。また私非難しなくちゃいけないじゃない・・・。(笑)ってことで、また海を見てすごす。帰りも確かに揺れたけど、行きよりはまだちょっとましだったかなぁ?きっと風向きと船の進行方向との関係が大きいのでしょう。帰り道、クジラもみれました!これは超ラッキー!クジラ大好きなのです。ケアンズ港まで戻ってきました。私達は送迎は頼んでいないので、ここで解散です。帰り道は、お土産をみたり、適当にぶらぶらしながら、食事も済ませてから帰ることにする。家族へのお土産と自分のお土産にコアラのTシャツを買ってみた。自分の分しか写真が残ってないのだけど、コレけっこうお気に入り。同じTシャツでもお店によって値段が違うんだよねぇ〜結局、ナイトマーケット内のお店で買った。ナイトマーケットにもいくつものお土産物屋さんがあって、やっぱり値段が違う。何件か見てから決めるといいかも?夕飯は、ナイトマーケット内のフードコートへ。10件くらいのお店があるかなぁ?真ん中が広いイートインスペースでテーブルがたくさん並んでいる。両側にはずらりとお店が並んでいる。ファーストフード店、ラーメン屋さん、イタリアン、アジア料理、中華料理、ステーキ屋さんなど、何でもある。どのお店の物を買ってもここで食べればよい。基本的にはセルフサービスだけど、あいたテーブルはすぐに係りの人が片付けているので、食べ残しがテーブルに散らかってたりぜずに綺麗なのです。ブッフェスタイルのお店も多く、お皿の種類が大きさ毎に3種類くらいあって、そのお皿に乗る分だけ好きなように料理が取れるシステム。1回限りの取り放題ということです。そのスタイルが人気のようで、大きなお皿に山盛りの料理を上手に載せて、2人で食べている人がとても多い。しかも、みんな上手に盛っていて、すごい山盛りなの。何だか私もやってみたくなって、今日はここで夕飯にすることにする。中華系のお店を選んで、中サイズのお皿を購入。いくらだったかな?$10位だったかな?最初は、チャーハンとか焼きそばとかを平らに敷き詰めて、その上におかずを盛っていくとたくさん盛れるね。(笑)私達が選んだお店は中華料理だったので、串物をなかったのだけど、隣の人のお皿をみたら、焼き鳥みたいな串がお皿に刺さっていた・・・。しかも5〜6本!そっか、そんな方法もありなのね。(笑)味の方は、まあまあ普通かなぁ?中にもとっても美味しいおかずもあったよ。中華系のおかずは大きなはずれはないかも?日本人の口にはあう味付けが多い気がします。ちょっとづつ色々食べたい時にはいいですね。今日のご飯は、ケアンズ最後の晩ご飯なんだけど、なんだかチープなご飯だったね。(笑)まっ、ケアンズはレストランがどこも高いので、美味しければこんなご飯もありだけどね。デザートに、スムージーとジェラードを購入。このお店もナイトマーケットにある「ニュージーランドナチュラル」。ここのジェラード、とっても美味しかったです。ホテルに戻って5日目終了。おまけ。これは、この絵柄に惹かれて運転手さんが買ったドリンク。ガラナみたいな味だった。味は微妙だったけど・・・・(笑)このアイスコーヒーが美味しかった。「ICE BREAK」って名前なんだけど、中身はカフェオレ。かなり気に入りました。