まる*の日記ときどき絵日記
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2004年07月04日(日) たまに小説もどきも書いてみる。

実は去年も書いてる。
お誕生日ネタSS.

今年はいまだUP出来ていない、、、、、。
イカンではないか。
もう、すっかり7月だ

ワシが書くファンフィクションは、おおよそ一般向けではないものが殆どなのだが、、、、(って?どゆこと?どゆこと!?>苦笑)

今回はやたらヌルくて家族描写が多いので、お誕生日イラの前振りとなってるような部分を抜粋して先にこっちに載せておこうと思います♪
(あ、ダイジョーブデース!危険な箇所は抜いてますから!>笑)

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(前略)

6月26日 昼下がり

ジェットはいつものようにリビングのソファに寝そべっているスパイクを起こし自分の代わりに警察へ行って用事を済ませてきてくれと、数枚の書類の束を渡した。
スパイクは、なんで俺が?と予想通りブツクサと文句を言う。
「俺は他の用があって手が離せないんだよ。頼む!」
「用ってなんだよ?」
「請求書の整理とか、借金の段取りとかな。ほら、この間お前が壊した店からも来てるし、こっちは怪我の治療代の請求だ。あとは、、、ああ、パトカーにも発砲したな?お前、、、、えーと、それから、、、、、」
ジェットがあちこち紙切れをひっくり返しながら喋りはじめると、スパイクはクルリとジェットに背を向け乱暴に書類の束をひっ掴むとスタスタとリビングを出て行った。

ジェットはその様子を見送ってククっと笑いをかみ殺した。

入れ代わりにフェイが入って来た。
「随分と不機嫌だったわよ?」
「仕方ないさ」
二人は方をすくめて苦笑いした。

「さてと、、、、」
ジェットがおもむろに愛用のエプロンを取り出すと、いつの間にか足元にきていたエドが嬉しそうに叫んだ。

「ケーキ?ケーキ作るんでしょ!?エドも!エドも手伝う〜!」

「うん?ああ、そうか?、、、、じゃあ、そうだな、、、先ず玉子でも割ってくれ」

「は〜い」
エドがウキウキとキッチンへと駆け出す。

実際エドに手伝わせるのは、かなり不安だったが彼女の気持も大事にしてやりたかった。
スパイクのために、自分も何か作りたいのだ。

そんな、父娘のような二人を眺めながらフェイが言った。

「じゃ、アタシは買い出しに行ってくるワ。
お酒の他に必要なものってある?」

どうやら、もうひとりのの同居人はキッチンに入る気はなさそうだ。
大人な分だけ自分の能力を良く解っているようである。

(中略)

そんなこんなで、ジェットがキッチンで奮闘している間、何度もスパイクから不機嫌な通信が入る。
内容は、いつまでも待たせられるだの、窓口をたらい回しにされてるだの、もう帰る!!だの、、、

その度にジェットは、どうしても今日じゃなきゃダメだとか、どうせヒマだろう、とか言葉を尽くしてなだめすかす。

実は、必要以上にスパイクに足留めをするように前もってジェットが警察関係の知り合いに頼んで手を回していたのだ。

夕方近く、ようやくソードフィッシュが帰還した。
「おい、エド!」
気付いたジェットがエドを促す。
「ハイハ〜イ、任せて〜」
アインとともに駆け出していったエドに、スパイクが今度は格納庫で足留めされる。

「ねーねー、お散歩行こう〜」
「ああ?」
「お さ ん ぽ !」
「あのなあ、俺は今帰ってきたばっかなんだぜ?勘弁してくれよ」
構わずに船内へと歩き出すスパイクの脚にエドとアインが絡み付く。
「スパスパ〜、お〜ね〜が〜い〜っっ、お散歩に行こうよお〜」
「うわ!離せっ、おいっ、、、」
スパイクがそのまま床に倒れこんだ。
すかさず、エドとアインがその背中によじ登る。
「お前等〜!」
怒りに眉間を寄せ身をよじるスパイクの鼻先にエドが満面の笑みを突き付けた。
「ネ、スパイク、お散歩いこ!」

「〜〜〜っっ」

コドモの天真爛漫攻撃にガクリを首を落としてスパイクが呟いた。
「、、、、、わかった。ちょっとだけだぞ」

スパイクの返事を聞いてピョコンと飛び起きたエドとアインが夕焼け空の下へ駆け出して行く。
ため息をついて立ち上がったスパイクが背中を丸め両手をズボンのポケットにつっこんでその後について歩きだした。

「オイ!あんまり遠くまで行くなよ!」
「ハ〜〜〜〜〜イっ」



(腹減って死にそ、、、、、、)

いつまでも帰ろうとしないエドとアインに付き合ってフラフラと散歩を続けていたスパイクのジャケットのポケットで通信機が鳴った。
ジェットからだ。
「何処ほっつき歩いてるんだ?さっさと帰って来い!」
「ああ、俺は帰りてえんだけどよ、、、、、ガキがさ、、、、、おおい!エド!ジェットが帰ってこいってよ!」
通話しながら先を歩くエドに呼び掛けると、いままで散々帰りたくないとちょろちょろと駆け回っていたエドとアインがクルっと方向転換し一目散に走り出した。
「はーい!今帰るー!」
スパイクの脇を風のようにすり抜けると、そのまま振り返りもせずに行ってしまった。
「おいおい、、、、、、」
置き去りにされ呆気にとられたスパイクがガックリと肩を落とし通信機に呟いた。
「今帰る、、、、。」

(以下省略)


本編はこの前後にヌル〜い「や」の字描写あり、、、、、(ハッハ〜ン)
愛ってなんだー!?とか、いろいろ考え込んでいまだ未完。
どーするよ、、、、、?(ガックシ)
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