夢のまた夢

2008年10月04日(土) 雨、昼下がり

このグラスの氷が溶けたら
私は電話をかけよう
ほろ苦い匂いと
紫煙の香る喫茶店

少しけだるいギターのしらべ
まるで吸い込まれるよう
固まった砂糖に
書き途中の予定帳

ここから出たくないのは
窓をつたう水滴のせい
ぽっかりできた空白は
ただあなたが忙しいだけ


 < 過去  INDEX  未来 >


風の使い [MAIL]

My追加