| 2003年07月29日(火) |
狂いそうに、なったよ、ワタシ。 |
発狂するというときはどういうときになるのだろう。
愛する人との悲劇的な別れ?自分への絶望?
昨日、私は狂いかけた。 まだ狂っているかもしれないし、もう既に狂っているかもしれない。
『ワタシはショウキなんだから』
そういうヒトほど狂っていることが多いって、よく小説やらで読む。 自覚があるかないかの違いか。 自覚があっても狂ってるなんて可笑しいし、皮肉っぽい。
頭の中で声が聞こえるとか。 2年ほどまったく記憶がナイとか。
そういうこと事態が普通ではありえないことでしょう? 今の状態は治してみせるし、このまま流されて惰性で生きていたくない。 それならば喜んで皮肉の仲間に入るよ、私。
生後2ヶ月、もらったばかりのキジトラが4階のベランダから転落した。 ちょうど洗濯物を干していて、私はそれに気を奪われていた。
クシャッ
下で小さく音が聞こえた。 下でキャアなどという叫び声が上がった。
ハッとして、ベランダを見た。
キジトラがいない。
エサ皿を出しただけですぐさま飛んでくるのに、飛んでこない。
ベランダから階下を望むと、花壇で植え込みがしてあった。 他のネコたちばかりが見えて、キジトラの姿はなかった。
落ちないようにベランダにはネットのようなものがあるのだが、 子猫だから上手くすり抜けて転落してしまったのだ。
ネコは敏捷性にたけるから3階から落ちても大丈夫だったよ、 そんな安易な知識が回ったが、アイツは子猫。
もしかしたら、もしかしたら。
『発狂、しますか? それとも 発狂、しませんか?』
そんな両天秤にかけられそうだった。
すぐさま1階の花壇に様子を見に行った。 他のネコがすべてキジトラに見えた。
『発狂、しますか? それとも 発狂、しませんか?』
にゃあん。
にゃあん。
聞き慣れた鳴き声が、そこにいた。
ちょうど植物に守られ、腐っても猫の敏捷性を見せてくれたわけだ。 血も全く出ておらず、骨折もしていない。 吐いたりもしておらず、大食漢。
たかがネコ1匹で、なんて思われるかもしれない。 たかがネコ、されどネコ。大事な家族なのだ。
クシャって音が。 飛び降りたという行為が。
自分が飛び降りてしまったかのような錯覚に陥りそうだった。
それを冷静に見つめる自分もいたのだけれど。
今の私は、昨日のことを思い出してちょっと気分悪い。
でも。
私は正気なんだから。
不安が取り巻いたが、大丈夫。
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