枯れ果てた寒椿が、たくさん落ちていた。 寒椿というのは見ごろを過ぎたら、ボトリと花弁まるごと落ちる。 潔しといえば、ある意味「潔し」だろう。 枯れ行く物悲しさを与えないうちに落ちてしまう。
花といえば、ソメイヨシノが咲き始めたと聞く。 近所の早桜は満開で、そこだけぼんやりと白く見えた。 昼の桜も好きだが、夜桜が好きだ。 明かりに照らされて白かピンクかわからないくらいの色合いでね。
お気に入りだった1本の山桜があった。 死体が埋まっているのよ、なんて言われても頷いてしまうくらい。 昼間でもあまり誰もこないような場所に、ポツンと1本あった。 八重の花びらで、白やピンク色じゃなく薄緑色の花を咲かしていた。 ときどき一人だけで花見(ただ花を愛でているだけ)をしたな。
このごろ、紅茶で「サクラヴェール」というのを飲んでいる。 フレーバーティの一種で、匂いは「サクラ餅」そのもの。 飲むともちろん紅茶なのでサクラ餅の味はしないよ。 昨夜は「サクラヴェール」と豆大福餅を食べた。 美味すぎます。 花より団子は今に始まったことじゃない。
頭の中では選挙カーがまるで5台くらい走っているかのようです。
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