2006年07月09日(日)
一気に読んだ
昔 そうだねぇ中学生のころかねぇ はじまって そこらあたりから俺の脳内は崩れ始めたと思う 漫画は発端 漫画だけで終わっていたら 多分普通に過ごせたとつくづく感じる
そう、映画が悪い いや悪いって言う言い方は違うな 多分ずらした、ずらされた 俺の方向性をだ
押井守の映画を見たときに かなりすごいショックをうけた こんなのみなけりゃあなあとかは後の祭り
音楽もさることながら(川井憲次はすごい) 脚本と撮り方が震えた
あの東京の廃墟群 未来予想のありそうな雰囲気と現代との直結 パソコンの暴走 そして デジタル世界という虚無空間の構成 これらが確立されるだろうと思っても見なかったことを 映画で先に見てしまった
ネットとくにパソコンを介して行う行為は ありそうで実のところ無いということに気が付いた 紙媒体でも同じなのだと気が付いたとき 人間はどうやって記憶を記録していくのだろうと 悲しくなり呆けた
中学3年生になり 本ばかり読むようになると いろんな思考と出会えた そして エントロピーという言葉を覚えた そして すべてが永遠でないことも確認した それでも人が生きないといけないのはなぜかということを 問い続けた 生まれたからには生きるし方法が無いことに気が付いた そして最近やっと いろんなものを許すということを覚えた でもまだ難しい 自分を傷つけてまで許すのはちょっときつい 好きなことばかりやって生きていけるのはありえない 何も無いところからは食べ物は生まれないし 死んでしまう生活行動をしないと死ぬ 日々を死なないために生きある時間内で好きなことを やってやっと幸せなんだろうなと これができるようになるまで時間がかかった
そういうことを漫画とは直接関係無いことだが 思い出し再思考した今日だった
日々は移ろうがこの考えはあまり変わっていない やっぱり人に迷惑なんかかけてはいけないし それとともに自分も幸せにならないと損だ
我慢の蓄積もだめだけど我慢はしないといけないときがあるのは 知っておかないといけない
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