遺書

2005年02月28日(月) Freedam two . flower and bird

籠の中の鳥は溺れることを知らないの
だから、空がとてつもなく綺麗に見えたり
時には、溺れることに憧れ覚えてしまう

籠の中の鳥は世界がどれほど穢れているかも知らない
だから、少しの触れ合いの中で満足しなかったり
時には、広い世界に何も持たずに旅に出ようとしてしまう

世界は本当に汚いよ、あなたの居る籠とは違うの
それでもあなたは飛び立とうとするの?
あなたはそのぬくもりも安全も捨てて飛べるの?


生まれたときから一緒の籠を捨てることがどれだけ怖いかあなたは知らない
私はやっと此処にこれたのだけれども、世界はとても汚いよ
優しいあなたには知ってもらいたくないくらい汚くて汚くて…
此処はとても綺麗だよ、嘘ばかりでもそれでも、とても美しくて
輝ける一瞬も一生は作れなくとも、退屈だけど安全だよ

僕はね、そんな此処が嫌いなんだ
僕は、もっと広くて大きな世界を見てみたいだけなんだ
もっと危険で汚くたって構わないんだ
そこへ行かなければ僕は一生輝かないと思うんだ
ここで灰色の人生を迎えるわけには行かないんだ
だからね、さよならなんだ
僕が飛び立った此処は少し寂しいかもしれない、僕も少し悲しいかもしれない


一枚の羽を残して鳥は飛び立ちました。
私がどれだけ止めても止まりませんでした。
私の求める幸せと彼の求める幸せは違うのかもしれません。
彼の居なくなってしまった此処を私は少しでも華々しくします
もし彼が帰ってきたとき華麗な歓迎できるようにすることがきっと私の使命なんでしょう。

*あとがき
女性らしさを持つ花と
少年らしさを持つ鳥
副題「籠の中の自由」


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