緑色のゼリーが好きだ
と唐突に言うと
じゃあ、私はこの窓から出てく
と彼女は飛び立っていった
それから僕は
流星に夢を重ねて
見つめているとそのまま落ちて
僕の家へ来た流星は
僕の部屋でいっしょに暮らしてる
窓には残った僕の彼女の香りが
とても綺麗で
それに流星は嫉妬して
また、僕の部屋の窓から飛び立ってしまった
僕がふたつに逃げられてから
まったりと緑色のゼリーを食べてたら
あなた、また女の子泣かしたでしょう
と、ゼリーが喋った
僕は、うん、と言うと
もう、わたし、あなたに食べられるのいやだわ
と、言って緑色のゼリーは窓から飛び立った
誰も居ない部屋で僕が泣いていても
いつも隣に君が居たのに、居なくって
そんなときは食べ物食べてごまかそうとしても
ゼリーは全部逃げちゃって
空を見上げても
もう星は光ってなくて
僕の前に居ないゼリーなんか嫌いだって言ったら
君が愛しくなって、
僕は旅に出る
かがやかないよぞらのしたで、じてんしゃをこいで
きみとりゅうせいとぜりーを探すんだ。
*あとがき 自分らしくない作品を書こうとしたら 結局、僕らしい作品になってた
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