| 2004年12月28日(火) |
blue bird 564 |
あなたの青い鳥は生きてますか 僕の鳥はもう死んじゃいました
宇宙空間に取り残されたとき 指先が動かなくなって それはもう恐怖としかいえなかった 隣にいる友人も恐らくそうだろう
永遠の夜空 空でもないのに、ね ただ眺めて漂うだけだった 自分が何処へ行くのか 自分は戻れるのだろうか ただ、わからなかった
故郷の空を懐かしく思うと 自然と涙はでるけど、 垂れる涙ではなく、ただぽっかりと浮いた
宇宙の虚空で僕は生きてる理由は不明で まぁ、なんとなく青い鳥はもうつかめないだろう と、確信していた 理由なんてない 「なんとなく」 現代っ子らしいだろ?
僕と友人は鳥を取りに来た ギャグでもなんともなく、現在この状況にいたるきっかけだ
大体宇宙に鳥がいるはずがない それなのに目の前を飛ぶ鳥は地上の鳥となんら変わりはない 宇宙なのに羽ばたいている、おかしいだろ?生きてること自体おかしいけど
指先が動かない、だから掴むことはできない あきらめて、このまま朽ちるのもいいかなって思った。 しかし、青い鳥は僕の前を飛び続ける もう掴めないだろう、と確信して余裕を見せる鳥 僕は最後の力を振り絞って なめるな、鳥が。と苦笑したら、動かない指先が曲がった気がした そのまま鳥をつかんで、それから先は覚えてない
青い鳥を掴めば幸せになれる、と聞いた ただ、僕があのままあきらめたら幸せどころか死んでしまっただろう 僕の生きる権利は続いていく 掴んだとき、もう死んでしまった青い鳥
僕の青い鳥は向こうへ飛んでいった 生きることの向こう、幸せと生きることのはざまでただよう僕を 嘲笑って待っている
死んでしまった青い鳥の死骸(ただしくは欠片)に刻まれた No.564は、なんてことはない大量生産されていたって意味だろう。 生きているようにフェイクされたこの精密機器。 僕が青い鳥を捕まえに行く原因を作ったのは大人だった これは試験だったのかもしれない、僕を試したのか? 一緒に取りに行った友人5人は帰ってこなかった 一緒に鳥に言った友人1人と僕は帰ってこれた 最後まであきらめず、鳥を苦笑した僕らにあるものはなんだろうか。 大人はそれが見たかったのか、なんなんだ、一体。
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