遺書

2004年12月25日(土) 一日三詩 No.4 1427文字 **

1.サンタVSトナカイ
original

夢とか愛とかどうでもいいじゃん。
まぁ、さ、あの瞳は裏切られないよな。
でも、お金もらってなかったらゼッテーやんねーって。
大体さ、俺の担当江戸川区っつー街なんだけどよ。
あれはやばいって。いや、他所もそうなのかもしれねーけどよ。
一番やばかったのは台所事件だな
ああ、おめーも知ってるか。
そーだよなぁ、俺は口下手だからよぉ、あまりいえないんだが、
まぁ、にんじんが一番だよな。
ああ、やっぱりそこだよな。あっはっは。
俺ら結構気合うな…
やっぱ、俺、お前と仕事するわ
ま、よろしく
でさぁ、今日も江戸川区なんだけどよぉ
22時から3時だろ?5時間で自給いくらだっけ?
あ、日給。あー、そうなん。で、いくらよ。
20万?そんくらいだったっけ?まぁ、いっか。
そうだ、起きてたら眠らせていいんだよな。急所突いて。笑
ああ、それ聞いてスッキリした。大人に見られると厄介だよな。
あ、それいいね。記憶を忘れるツボ。まさか本当にあるとは思わなかった。
んじゃ、はじめるか。
さぁ、忙しい夜の始まりだ!

2.アンカインドメモリー
Rewtite:b.b-564
2003/09/18 薄情メモライズ―repetition

閉ざされた世界、
二人きりの過去の部屋
わたしもうひとりわたし
わたしはわたしに問う
わたしたちに言葉はいらない

忘れ物はありますか
(思い出を忘れてきました)
それは大切なものですか
(本来忘れてはいけないものですね)
わたしは何故、冷めた視線で愛を望むのですか
(私に何も残ってはいない、って言われて、もう…)
わたしは一体何物ですか
(わたしは、わたし。違いますか。)

あなたと重ねた唇はそれきり。
海に沈められた思い出として、
哀しい過去と夢と希望と全て縛り付けて、
それらを抱いた死んだ人形を
海へ流した。

.
.
.

今日、突然目が覚めてから
さよならの四文字が頭から離れない。
どうしてなのかわからなくて、ただ書いたり呟いたり。
部屋中にさよならの欠片が散らばって、思い出した。
わたしはあなたに何を望んでいたんだっけ?
とうの昔に忘れてしまって薄情。
忘れてしまう前にあなたに言えれば良かった、
と後悔してしまうも、ことは遅かった。

殺しても殺しても時間は止まらない、いままでどおり動いて、
わたしは呟いたの、さよなら
あなたは驚いた顔で、さよならってわたしに言った
時間の海に流されていく思い出は戻らないの、
わたしの望みもずぅっと遠くに流されてしまったから…。
きっとこのことも朝になれば、またわたしは忘れていく

薄っぺらくなった思い出はきっと泡となり、
海に溶けていくのでしょう、溶けて溶けて
海で遊ぶわたしの体に循環されてゆくの、
そして戻ってきてもわからない、
だって、見えないくらいに小さいんだもの。
戻らないという思い込みはそのまま衝動に変わて、
わたしの目の前は気付けば海で、

海に流されていったの、わたし。
無抵抗にただ何も考えずに流されて行っただけ。

途中で星空を眺めながて、あなたを思い出したの、
ああ、これが思い出って奴なんだ…。
気づいたときに辿りついた最果ての島
名前も知らない島この島であなたにもう一度出会えたならば、
思い出をいっぱい作りたい
そのことを強く望んで、恋をしましょう

.
.
.

通り過ぎる背景を眺めながら電車に揺られてゆくわたしたち、
あなたと喋るの、だけれども記憶には薄情ばかりで、
そんな中わたしが思い浮かべた四文字
それについて議論するわたしとわたし

3.I must go to there

行き先のない夢などいくらでもある、
手に入れてもどうにもならないようなモノ。
ただ、それをみんな追いかけている。
それは悲しいのだろうか、うれしいことだろうか
甘い、辛い、味はあるのだろうか

苦労して手に入れたとき気付いたことがあると語る人
本当に行き先はなかった、ってことを教えてくれる人
僕を止めようとした、老賢人。
「結果が零ならば、やめろ!追い求めるな、現実を見ろ!」

それがわかっていても僕は追いかける。
行き先がない夢、アハーハ。


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