遺書

2004年11月23日(火) 君と僕の白い花

君と僕の揺れる花
終わりを告げる花の名は
誰も知らない名前だった


終わらないストーリーが
君と僕が消してゆく
誰も知らないストーリーは
君と僕の秘密だった

揺れてる白い花
君と僕は見つめる
枯れることのない花
君と僕が摘んでゆく

揺れてる白い花
その花で作る冠
笑えるのは今だけ?
それは嫌、哀しすぎる

誰もいない世界で
君と僕、そして花
誰も知らない世界で
君と僕、名も無き花

笑いあえる今こそ
大事な瞬間
終わらないストーリーは
誰も知らないストーリー

歌いだす、歌さえも
名前もない、誰も知らない
世界にふたりで
笑うのは今だけ?

「煌く星空の下
 君と僕と白い花
 いつでも咲いていた白い花
 僕らはそこが世界の中心だったなんて知らなかった
 そう、知らなかっただけなんだ」


 < 過去  INDEX  未来 >


MY DEAD BIRD [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加