遺書

2004年08月26日(木) Black or White or...

白と黒で飾られた世界。
純潔なモノも穢れたモノもただ散っていく。
僕はそれを眺めていた。

白か、黒か。その境界線に立つことはできない。
傷ついた正義と、微かな罪悪感。
どっち付かずな僕はどうなる?

足跡は半分しかなく、思い描くのは何もない。
僕の思想は、宙に舞って落ちる。

僕がまだ夢を持っていたころに残した理想。
当たり前の日常として感じた、異端。

半端であることを恐れ分割された。
白と黒のどちらでもない新生。
僕に与えられたのは、優しさじゃない。

半端な優しさが愚行に走った、
取り返しがつかない、
僕は、この世界で初めての灰色になる。


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