遺書

2004年07月24日(土) K:Kaxeler カグゼイラー

変な物語
の、一部
しか思い
つかない


「艦長!稼働率76%まで低下!
「そのままでも問題ない、奴を起動しろ!
「しかし、パイロットの精神状態が…
「ええい、このさいしったことか!



「なんなんですか、あれは!
「あれが私達人類の敵…山田だ。
「山田!?山田ってもう滅んだんじゃないんですか!
「あれは山田の本の一部にしか過ぎない戦争日記が語
 るのは、そう戦いの一部でしかないのだよ。
「クソ!なんで俺が戦わなくちゃいけないんだ!



「動け!動けよ!カグゼイラー!
「シュパン!」山田の触手がもう一度襲い掛かった。
「ぐああああああ!
「畜生!動けーーーーーー!
少年の叫びが虚無に響いたその時



戦いが終わった。しかし、少年にもう平穏は訪れない。
カグゼイラーのパイロットに選ばれた山田と同じ刻印
を持つ少年は、一体どうなってしまうのか。

2章へ続く


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