2004年05月24日(月) |
今の気持ちについての散文 |
世界が壊れ始めた 幻想的な言葉なんて一つも浮かばない。 現実的な言葉が僕をただ苦しめるだけ。
メモ帳に溜まっている言葉のストックは、 もう当分増えそうにない。
自分は動きたくないんだ、否定を繰り返したい、 ただ人に好かれるためには動かなくちゃいけない。
気分がどんなに絶望的でも自分の顔には何一つ出さない。 顔に出すのが面倒なのか、それとも心配されるのが嫌なのか。 人の気分を嫌にしていることには気づいていない。
世界が壊れ始めたなんて言ったって、 元から壊れていたのかもしれないし、 もしかしたら壊れてないでこれが正常なのかもしれない。 それとも、元から自分の世界なんてないのだろうか。
意味がわからなくて逃げ出したいことはわかったふりを、 意味がわかることだけはとことん知ったかぶりをしてみる。 そして、いつか死ぬ。 何処か見えない石ころに躓いて 消える。
自分を保てない 自分を保とうとしていない? 会う度に態度が変わっていませんか? 僕は何のために生きているんだろうか。
死後の世界がないならば、 僕のこの意識は“死”を向かい入れたときに、 何もなかったかのように零になる。 其処からは何もない、何もないのもわからない。 無くなっていく、それもわからないんだ。
幽霊には足がない、それは芸術家が決めたこと。 足のない幽霊が見えたのは錯覚なんだろうか。 人の心を安定させるために人が神を作った。 結局、神なんていないんだろうか。 願いは何の為にある?祈りは?希望は?
人から嫌われて、人を嫌っていく。 そして、僕は孤独を知る。 それを世界の崩壊と僕は言った。 逆から見れば世界の誕生なのにね。
壊れた世界も魂と同じく何もわからずに消えていくのだろうか。 風に向かう勇気を、僕に。
|