再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 スターダス・21Neu養成所修了公演。

1930年代、アメリカ・セントルイスの裏通り。ウィングフィールド一家はその路地裏のアパートでひっそりと暮している。家族を執拗に愛する母、内向的な姉、夢見ながらも一家を支える息子、姉の憧れる青年。登場人物はたったの四人、そして暖炉の上には父の大きな写真─
人物たちの思惑のすれ違いの果てに生み出されるのは、拭い去れぬ家族への郷愁。それは国を超え、時代を超えて人間の普遍的な物語として浮かび上がる。テネシー・ウィリアムズの数ある作品の中でも最も愛されてきた「ガラスの動物園」に目一杯背伸びをして挑戦!


『ガラスの動物園』
スターダス・21Neu養成所修了公演
『ガラスの動物園』
原作:テネシー・ウィリアムズ
構成・演出:藤井ごう

日程:2024年
2月17日(土)14:00【A】/18:00【B】
2月18日(日)14:00【B】/18:00【A】
≪キャスト≫
アマンダ・ウィングフィールド:吉田倫子
ローラ・ウィングフィールド:【A】木村あすみ
              【B】林めぐみ
トム・ウィングフィールド:【A】青木文哉 
             【B】松橋奈々於
ジム・オコナー:石原愛美

場所:スターダス・21Neuアトリエ
料金:前売り・当日共 1,500円

2024年02月17日(土)



 エーシーオー沖縄「島口説」東京公演。

泣いて 笑って 笑って 泣いて 島人ぬ物語(むぬがたい)
1979 年に謝名元慶福が自身の体験をもとに書き上げた。沖縄ではじめて文化庁芸術祭優 秀賞を受賞。新たな演出は「毎日芸術賞千田是也賞」などを受賞した注目の演出家、藤井ごう。沖縄戦、 廃墟の中で、メリケンコの袋で作ったワンピースで花嫁となった青春。好きな三線を弾き、歌を歌うこと で戦った父の生き様。基地の街、沖縄市にある民謡酒場で働く、陽気な二人の女がウチナー大和口で客たちに語りかける。
歌と踊りと語りにのせて、泣いて、笑った島人の物語。

ストーリー
米軍基地の街、沖縄市にある一軒の民謡酒場。店で働く二人の女が独特のウチナー大和口で客たちに語り かけ 興がのると沖縄民謡を歌い踊るという陽気な性格。「私の話を聞かないと本当の沖縄のことはわかりませんよ」そう前置きして語りだしたのは、降り注ぐ砲弾の雨の中父母とともに墓の中に逃れて生き延び た、沖縄戦のこと。そして廃墟の中で乙女となり、メリケンコの袋で作ったワンピースで花嫁となった青 春。台風の夜、発熱した息子を死なせてしまった離島苦。基地の建設の中での夫の苦悩と死。米軍に土地 を取り上げられ、好きな三線を弾き、歌を歌うことで抵抗に立ち上がった父の生き様。歌と踊りと語りに のせて二人の沖縄の女優が演ずる。したたかな半生。そこに浮かびあがる沖縄の戦後史。
概要
日程・会場:2024年3月20日~23日 R‘sアートコート
出演:城間やよい 知花小百合
歌・三線:平良大
脚本:謝名元慶福
脚色・演出:藤井ごう

エーシーオー沖縄とは
エーシーオー沖縄の舞台を創り続ける原動力は「沖縄に生きることに向き合い続け、沖縄に生きる人びとの心を舞台とおして伝えたい」という思いです。
創立以来沖縄発信のオリジナル作品を次々に発表、沖縄の芸能をベースとした意欲的な作品づくりを続けています。
また、国内外の芸術団体とのネットワークを築き、海外の劇団、アーティストとの国際共同制作作品も多数創作しています。
公式サイト:https://www.acookinawa.com



2024年02月14日(水)
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