再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 「坂の上の家」戯言。

演出の戯言

どこにでもありそうな家族の話だ。
あたり前にあるような家族の話だ。
あたり前にあると思っている事は、
ある時、なんの予告もなく奪い去られる。
なくなって初めて、
あたり前ってあたり前でなかったんだと、気づかされる。
大切なものに気づかされる。
どこにでもありそうで、でも何かを失って、
だからこそお互いを大切に思っている家族の話だ。

あたり前を舐めてはいけない、
そのあたり前の人々の一見なんでもない日常が、世界を現したりするのだから。
頑張って、ダメで、悩んで、格好良くないし、未来に希望と一緒に不安を抱いたり、ヒーローにはなれない、でも誰かを想う。どこか、誰か見知ったよな愛すべき登場人物たち…。
役を見つめ、自分を見つめる。
表現者は自分でない人間に、そして、自分とゆう人間に、もっともっと興味を持ち、識ること想像することが必要だ。
小さい世界から、大局を見つめることだってできるのだから。

芸術は死者の声に耳を傾けることである。と言った人がいる。
このコロナ最盛期の8月9日に、この作品で皆様と手を繋げることに深く感謝します。
どうぞ最後までごゆっくりご覧ください。

追記:食事のシーンが多くありますが、このご時世、泣く泣く匂い香るような「皿うどん」や「ちゃんぽん」をお見せしない選択をしなくてはいけなくなりました。皆さんの「想像力」が頼りです。観終わって、誰かと何かを一緒に食べたくなったら……いいな。

藤井 ごう


2022年08月09日(火)



 まだひと月。。

7月が終わりを迎える。
沖縄の公演から戻って丁度1か月。
今年は5月6月と沖縄での作品創りが続いた関係で、
東京でのスケジュールが鬼のようになっている。
休みは一体いつになるのやら…などなど思っていると、
濃厚接触者認定、本番も抱えているので、自主隔離でホテル住まい。
とはいえ、お陰様で元気なので、オンラインやらやらで色々こなす羽目に陥った。改めて、対面はいいなぁと思う。

そんな中、沖縄での作品が、ちょっとずつだけど東京で取り上げてもらった。ありがたいことです。


毎日新聞 余録
https://mainichi.jp/articles/20220718/ddm/001/070/173000c


日々是、感劇
https://mainichi.jp/articles/20220728/dde/018/200/012000c

とても勇気をもらう。


2022年07月30日(土)
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