再生するタワゴトver.5
りばいぶ



 「太平洋食堂」いよいよ。

沖縄から戻って色んな日常が一気に動き始めている。
「太平洋食堂」も先週のオンラインから、稽古場に合流。
コロナへの緊張状態と、それへの対策はいつにも増してあるけれど、
集まってもらった「モノづくり」を一緒にしたい面々は、
自立と自覚をもって臨んでいる。
何しろ、稽古場での「新しい交流」と「化学反応」が楽しくて仕方ない。
もちろん「太平洋」の世界観、人の量、嶽本のセリフの圧、相変わらず一筋縄ではいかないのだ、稽古終わりはすっかり腑抜けたりするけれど。
時間との闘いはあるけれど、如何に豊かな「モノづくり」の瞬間を積み上げられるかだ。
コロナの増減が勢いを増しながら、
客席に関しては7割まで回復予定なので、当初より観ていただけることになっている。
12月2日から6日まで、
座・高円寺1にて。

下記に、情報あります。
https://taiheiyousyokudou.com/


2020年11月13日(金)



 結局のところ。。

集団に翻弄されただけの夏以降であった。
疲れた。疲弊。神経衰弱。
こうなってみてやっぱりさまざまな機会をもらったことに強い感謝はあれど、
やっぱり個人は殺され、メンツだけが残るのだ。
身体はお陰様で大丈夫だけれど(色んな意味で)、大元の信頼への裏切られは、心をやられてしまう。
大事なことは話されなかった。レッテルを貼りつけて誰かのせいにして、手放してなかったことにする。隠匿。結果論だけれど目線を合わせてはいけなかったのだな。こんな所とはついぞ気づかずに長い間お世話になってしまった。色々良かれと動いたことも、こうなって見ると色々出てくるなどと言われ、漸く繋がり始め志半ばと感じていたことも含めて、空回りの一人相撲も甚だしい。
我がことながら、絵に描いたよう過ぎて恐ろしい。
旗色が変わって、意味を変えたのだな。やり口は、綺麗ではない決して。



でもそんな中でも、
シンプルに、
もっとモノづくりを一緒したい!
と自粛的箝口令が強く引かれる空気の中で、そう言ってくれた方々、手紙まで書いてくださった方々の思いに応える事ができないのが申し訳ない。

でもそういう人とはきっと
今後も続いていくだろう。ちゃんと覚えています。
私は関わってくれる「人」を大事にしたいと思います。
人と出逢わせてくれたことに、感謝です。
ありがとうございました。

人にしたことは、必ず返ってくる。
このコロナ禍、人が面白い位に露わになる。


2020年11月12日(木)
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